大腸にできるポリープと便秘の悪循環。慢性化した便秘には要注意
- 2016.10.03
- 便秘に関する豆知識
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便秘に悩んでいる人は多いですが、ただの便秘だと侮っていると大きな病気に繋がってしまう可能性もあります。
きちんと便秘を改善することが美容や健康に繋がっていきます。
大腸にできるポリープの症状
便秘になると起こる症状のひとつが大腸にできポリープです。大腸ポリープとは大腸の粘膜に生じるイボ状の突起物のことです。
大きさは数ミリから数センチのものまでさまざまで、ほとんどの場合が自覚症状もなく良性のため大抵の場合には放っておいてもいずれ消滅しますが、ある程度の大きさになると便が接触することによって少しずつ出血することがあります。
目で見ても分からない程度の出血もあるため、便を検査にかけて血が出ているかどうかを調べることもできるようになっています。しかし、腸内環境が悪いと悪性になってしまい、がんになりやすくなるとされています。
できる原因
大腸ポリープは、お腹の中の環境がが悪くなるくなることでできやすくなるとされています。できたことでお腹の中の環境が悪化することもあるためどちらが先とは断言できないのが現状といえます。
腸壁のどこにでもできます。大きくなることで便の流れが邪魔されて便秘になりやすくなります。排便されないため滞留する間でも腐敗が進んで、悪玉菌を増殖させていき、余計にポリープをできやすくするという悪循環になります。
便秘が慢性化している人はこのような悪循環になっている可能性もあるため注意が必要です。
便秘の改善方法
この悪循環を断ち切るためには、日頃から食生活や生活習慣、運動などをしっかり意識して便秘にならないように気をつけていくことが大切です。
食生活は便秘を改善するのに効果的な食物繊維や善玉菌の増やすことのできる発酵食品などをバランスよく摂取していくことを意識していきます。生活習慣が乱れているとホルモンバランスの乱れに繋がり、自律神経も乱れてきます。自律神経が乱れると便秘になりやすいためなるべく早寝早起きを心がけて自律神経を整えていきます。
運動不足で筋力が不足してしまうことも、腸のぜん動運動を悪くしてしまう原因です。改善するためにはウォーキングや腹筋などで筋肉を鍛えていくことが有効です。水分不足も便を硬くしてしまう原因のため、意識をして白湯や常温の水などを飲んでいくことも効果的です。
それでも治らないというときには、握りこぶして時計回りに「の」の字を描くようにお腹をマッサージしていくこともぜん動運動が活発になります。
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