便秘にならない習慣とは。トイレに行く時間、タイミングも重要。
- 2017.02.19
- 便秘の原因について
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便秘にならない習慣とは、何でしょうか。
まず、習慣とは、毎日同じようなパターンを繰り返すということです。
例えば、朝の6時ごろに起きるとか、7時に食事をとるとか、そういう行為のパターンはだいたい決まってくるものです。
次に、その中で便秘に関連する行為としては、食事の時間とトイレに行く時間があげられるでしょう。
そうして、ご自分の行為を観察してみると、何かが判ってくるはずです。
例えば、食事の後2・3時間後にトイレに行くと必ず便通があるというような事柄です。
良い便通になるとき
そして、もう少し詳しく観察してみれば、もっと色々なことがわかってくるはずです。
例えば、カレーライスを食べた後にトイレに行くと、便秘が解消されて良い便通になるというようなことです。
そうしますと、その次は、どうしてそのような現象になるのかと考えてみることです。
例えば、ある程度の健康に関する知識があるならば、カレーライスには水溶性の食物繊維が含まれていて、それが便通には良いのだということが判ってくることでしょう。
特に、ご自分で料理をされているならば、このカレーライスの中にはジャガイモ・人参・玉葱をたくさん入れてゴトゴトに煮込んであるのだから、それがきっと便通にはよくなっているのだろうというようなことが、実感としてわかってくるはずです。
ドロドロ・ネバネバしたもの
あるいは、とろろ芋を食べた後にトイレへ行った時も、便通が良かったと感じるかもしれません。
これも、知識があるならば、とろろ芋には水溶性の食物繊維が含まれているから便通に良いのだということがわかることと思いますが、このようにご自分の体験と頭の中の知識を組み合わせてみますと、言葉の本当の意味といものがわかってくるものです。
すなわち、水溶性の食物繊維などと言いますと、何かわかったようなわからないような感じがするものですが、このような体験をもとに考えてみますと、水溶性の食物繊維とは、カレーライスやとろろ芋のように、ドロドロ・ネバネバとした野菜のことではないかということがわかってくるわけです。
ドロドロ・ネバネバで便通をよくする
要するに、このように、ドロドロ・ネバネバとしたものがお腹の中に入れば、このドロドロ・ネバネバ成分が便を固めてくれるということです。
ですから、便がドカッと出ないで細切れの状態になるなど、便通の具合があまり良くないと考えられる場合には、ドロドロ・ネバネバとした野菜の摂取が足りなかったので、お腹の中の便を固められなかったのだということがわかるわけなのです。