便秘と頭痛の関係とは?【便秘の原因や改善方法をご紹介】
- 2016.05.27
- 便秘の原因について
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便秘になるとお腹が張ったり、食欲がなくなったりしますね。ニキビや吹き出物ができることもあります。このような症状の他に実は頭痛も起こることがあるのです。
そういえば、頭痛がひどい時便秘だった、と思う方も多いのでは。頭痛と便秘にはどのような関係があるのでしょうか。
そもそも便秘になる原因とは
なかなか思うように出ない、といった悩みは男性より女性の方が多いですね。
女性が多い原因は主に4つあります。
一つは腹筋が弱いこと。
腹筋が弱いと便を押し出す力も弱くなってしまうのです。
二つ目は無理なダイエット。
無理に行うことで便のえさとなる食物繊維や水分が不足してしまい便が固くなってしまいます。固くなると腸の動きもとめてしまうので思うように出なくなってしまいます。
三つ目は黄体ホルモンの影響です。
生理前になると体は水分をためようとし、大腸の水分も抜き取ってしまいます。
そして四つ目が精神的な影響。
人前でトイレに行かれない、恥ずかしいといった気持ちやストレスが排便するチャンスを奪ってしまうのです。
便秘と頭痛の関係とは
便秘はストレスが関係していることがあります。頭痛もまた自律神経が乱れることにより起こることが多く、この2つは同時に起こることが多いです。下痢と便秘が交互に起こるけいれん性のものは自律神経の乱れによって引き起こされます。
また、便が体の中にたまってしまうとガスが発生します。
このガスは腸の壁をすりぬけ血管を通して全身にめぐってしまいます。
ガスには毒素が含まれておりその毒素により血流が悪くなるので筋肉が収縮し、頭が痛い、肩こりがひどいといった症状を引き起こします。便秘になってから三日ほどで頭が痛くなった場合は毒素が回ってしまったと考えても良いでしょう。
症状を改善するには
何日も便が出なかったり、頭が痛かったりするとき、薬で何とかしようと考えますが、実は薬も症状を悪化させることがあります。
やはりストレスをためない、軽く運動する、食生活に気を配るといったことが大事になってきます。
この二つの症状を和らげるには納豆やニンジンに効果があります。
納豆やニンジンには、頭痛の原因となる血管の収縮を抑え大腸の中の水分を集めることができるマグネシウムや水溶性の食物繊維が豊富です。
飲み物ではココアにそういった効果がありますし、飲むとリラックスする効果もあります。ゆったりとした気持ちになることも大切ですので意識して食べたり飲んだりすると良いですね。