便秘にはお灸が一番!便秘解消のお灸の仕方を教えます♪
- 2015.06.15
- おすすめ便秘解消法
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お灸といえば煙が出て身体に良いらしいという印象があると思います。若い方にはあまり馴染みの無いものだと思われますが、実はとても健康にいいのです。
そして、お灸は便秘解消にも効きます。
便秘解消に効果的なツボと詳しい効能についてご紹介します。
便秘とお灸の関係って?
便秘とお灸の関係って何?ただ添えるだけではどのように効果があるのか分かりませんよね。東洋医学では便秘は症状をなおすことを目的にせず、便秘になりやすい身体を治すことが必要だと言われています。
便秘にはそれぞれ体質があって東洋医学では2つに分類されています。
【お腹に熱がこもる】
胃腸の働きが活発になりすぎて熱が溜まりすぎると腸の中の水分が抜けてしまい便秘になる
【お腹が冷えやすい】
腸の血流が悪く腸の働きが鈍くなって便秘になります。あまりトイレに行かずに我慢をしていると腸が鈍くなり便秘になりやすい身体になってしまいます。
身体に熱を与えすぎても冷えすぎてもいけません。
では、どのようにして身体の調整をするといいのか?
そこで、お灸を使うといいんですね♪
気になる便秘に効くツボとは?
お灸の添え方は簡単♪
- 土台が粘着テープになっているのでシールを剥がして指先に乗せ先端部分に着火させます。
- 煙がほどよく上がった状態でツボに貼り付けます。
- ほんわり温かく感じる程度ならOKです。(ピリピリ熱い場合は止めて下さい)
便秘に効くツボはいくつかありますが、初めてお灸をするという方には比較的添えやすい部位から初めてみるといいでしょう。
○神門
便秘に効くお灸のツボで一番有名で添えやすいと言われているツボです。
手のひらを上にした状態で小指手前にある骨が出ている部分と手首の間にある場所に存在します。両手ともに同じ場所にツボがあるので両手ともに添えてみましょう。
この神門に添えることによって腸の消化と自律神経の働きを促してくれると言われています。神門から繋がる神経が腸に繋がっているのでそのポイントを温めてあげるといいんですね。
○支溝
手の甲を上にした状態で手首の中心から筋の部分を結んだあたりに存在します。ちょうど、手首から指の幅4本上あたりにあります。
このツボはエネルギーと水分代謝に関わるツボ。
便秘解消には排便に必要な水分と大腸が働いていることが大切になってきます。
なので、このツボを刺激してあげることで便意を促すことに繋がるわけですね。軽く押さえるだけでも十分に効果がありますがお灸を添えることでより効果が期待できます。
○天枢
おへその両脇外側に存在するツボです。指の幅3本ずらした場所にあるので分かりやすいです。
このツボは胃腸の調子を整えるツボとして知られています。
特に大腸の動きを整えてくれる効果があるので便秘改善には不可欠なツボです。
お灸にも様々な種類があります
お灸にも様々な種類があります。
皮膚の弱い方から始められるソフトタイプから即効性があるニンニクが配合されているお灸。
もぐさにみそ配合のお灸など、ソフトからハードタイプまで用意されていて自分に合ったお灸を選ぶことができます。
お灸といえば煙が出て部屋が臭くなるから取っ付きにくいという方も多いはず。
最近では煙が出ないタイプのお灸も存在します。
中でも果物の香りやラベンダーなどのアロマの香りがするお灸も存在していて女性でも始めやすいと話題になっています。
お灸と一括りにしても奥が深いですよね。
ツボは全身に沢山存在していて古くから療法として知られてきました。
そんな伝統のあるツボを知っていくと健康的な身体を作ることができるなんて考えたら始めたくなりますよね。
昔に比べてお灸を始められやすくなっているのでこの機会に始められてはいかがですか?