便秘と吐き気は関係あり。ストレスや腸の動きの低下、腸の病気の可能性
- 2017.03.11
- 便秘「基本のき」
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便秘はとても苦しいものであり、よく、ストレスなどによっても便秘になってしまう方がいます。
特に、激務とされる仕事、例えば営業系の仕事などはノルマなどが常に頭にあり、ノルマが取れないと罵倒されてしまう環境などから、便秘と吐き気が同時にくる、という方も少なくない職場です。
ストレスによる自律神経の乱れ
また、現在でも、社会的にストレスをかかえている人は、とても多く、超ストレス社会と報道されているように、酷くストレスが蔓延してしまっている世界になっています。
日本人の場合には、このように便秘と吐き気がきてしまっても、マジメな人が多いことから、会社などに無理やりにでも出勤して、かえって体などを悪くさせてしまう人も少なくない、とされています。
便秘と吐き気には関係があるのですが、まず、自律神経が極端に乱れた場合には、身体と心を安定させてくれる自律神経のバランスが崩れるため、便秘及び吐き気を、同時にもたらします。
極度の不安や緊張感
自律神経が乱れる理由には、やはり極度のストレスがあり、このように自律神経が乱れた人は、極度の不安や緊張感から、便秘になってしまうだけでなく、恐怖心を潜在的に持っており、吐き気が酷くなるのです。
また、便秘と吐き気については、自律神経が切迫してしまっている状態がほとんどですが、その原因がストレスである、とされているように、仕事をやめた途端に、あっという間に便秘と吐き気がなくなった、また、怖いという気持ち、異常なまでの恐怖心などや、胃の痛みなどがなくなった、このような人もとても多いです。
過敏性の胃腸炎
また、胃腸などに吐き気を覚える関係の病気としては、過敏性の胃腸炎という病気がありますが、これらにかかってしまうと、腸内にも、悪玉菌がうろうろとしている関係から、便秘、または下痢などになってしまうことがあります。
自律神経の乱れから、どちらも起こるものですが、また季節的に6月頃や7月、8月頃には、特に季節の温度が極度に変わる関係から、このような便秘と吐き気を訴えて、病院を訪れる人は少なくありません。
もちろん、辛く大きなプレッシャーなどが原因となり、自律神経の働きを乱してしまい、その結果として、このような季節性のものも相まって、過敏性の胃腸炎という形で体に異変が起こってきます。
ちなみに、過敏性の胃腸炎の場合には、市販の薬では対応しきれないほど、胃の中が荒れており、胃カメラなどを飲むと、真っ赤にただれてしまっている、というケースがよくあります。