便秘は体臭や口臭の原因になる!気になったら早めに便秘解消を
- 2016.09.15
- 便秘に関する豆知識
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近年では女性だけでなく男性においても便秘の症状を引き起こす例が増えており、様々な対策を用いて早めに症状の緩和を行わないと、体調を崩したり臭いの原因となってしまう可能性が考えられます。
便秘を長期間放置した場合にどのような影響が生じるか、または症状に応じた適切な対処法を知っておくことが解決への近道です。
便秘を放っておくとどうなってしまうの?
便秘の状態では排便の回数や量が通常時よりも減少するため、体内において老廃物が留まり続ける結果となってしまい、時間が経過するほど身体に悪影響を及ぼします。
慢性的な症状が続いている場合はできるだけ早く対策を施すことが重要で、長期化するほど治りにくい特徴を持つことから、酷い時は薬物療法を活用したり医師の診断を受ける選択が求められます。
正常に排便が行われない状況下では腸の中に蓄積された便が血中へと溶け込み、ドロドロの血液を生み出してしまうと同時に全身に汚れた血液が運搬されてしまいます。
それだけでなく、突然の腹痛や吐き気・食欲不振などを誘発する危険があるので、日常生活の健康状態へ対しても良くない状況が続く結果になります。
具体的にどのような症状が出るのか
頻発しやすい症状としては胃腸周りの不快感や痛み・消化不良があげられ、便秘の際はお腹の張ったような状態へ陥ることが非常に多いので、食事へ影響するほど酷いようであれば必ず医療機関で診察と治療を受けておくべきです。
腸の中で蓄積される便はアンモニアや硫化水素といった有害物質を発生させ続ける原因にもなるため、できる限り悪化する前に処置を施すのが賢い選択でもあります。
更に血中へ老廃物と有毒物質が溶け込んでしまう都合上により、通常時より炎症やニキビに加えてむくみなどの肌トラブルを発生させるリスクは高く、全身に対して普段とは異なる肌症状が現れた場合には警戒が必要といえます。
体臭に影響するって本当?
便秘は腸の中で有害物質を発生させる点に加えて、おならの原因となるガスを大量に生成してしまう症状なので、体臭へ影響を及ぼす可能性が十分に考えられます。
また、発生した有害物質は血管から全身へ運搬されますが、呼吸や汗などの生命活動を通して外部へと排出されていくため、結果的に健康時よりも体臭は強くなります。
口臭や汗の臭いが気になる場合は便秘が1つの原因である点を理解しておき、少しずつでも腸内環境を整えていけるような生活を目指すべきといえます。