【腹痛だけど便が出ない!】便秘による腹痛の原因と対処法
- 2016.03.05
- 便秘に関する豆知識
- 1271view
便秘になるとお腹が痛くなるというのはよくあることですが、その理由について理解している人はそれほど多くないかもしれません。
便がお腹の中にたまってしまっているだけでお腹が痛くなるというのはあまり自然なことではないのが事実です。
痛みが出てきてしまっている原因を知ることによって対処もしやすくなるでしょう。
便秘によって引き起こされる腹痛の原因
便秘は腸の中に便がたまってしまっていて排便ができない状態が続いてしまっている状態であり、多くの人が経験しているものでしょう。便が出ないのが何日も続いてしまうと腹痛になってしまい、ひどくなると眠れないことすらあります。
便がたまってしまっているだけではお腹が痛くなるのは実は不自然なことです。
腸には痛覚がないからであり、便がたまってしまっていることが引き金となって別の原因があって腹痛になっているというのが一般的です。
最も多いのは腸内細菌が作り出すガスが腸の中にたまってしまって、それが周囲を圧迫してしまって痛みを感じるようになってしまっているというものです。
おならも出ないという日が続いてしまうとこういった状況に陥ってしまいやすくなります。便が出ない日が3日程度続くとたまったガスが痛みを感じさせ始めるリスクが高いと言われており、それまでに解消を行うことが大切です。
便秘で腹痛に悩まされてしまったときのガス抜き法
便秘によって腹痛に悩むようになってしまったときにはガスを外に出すということが先決です。
うまくガス抜きを行うことができればまずは痛みをとることができるようになるからです。その方法としてうってつけなのがマッサージであり、のの字を大きく書くようにしてお腹をさすってあげることで腸を刺激するのが効果的です。
強く圧迫すると痛みを伴ってしまうことが多いため、優しく撫でるようにして刺激をして、便が少しでも腸の中で動くようにしてあげましょう。そうすることでガスが抜ける隙間ができていくからです。
痛みが本当に苦しいときの最終手段
あまりにも便もおならも出ない日が続いてしまって、耐え難い腹痛に悩まされてしまっているときにはもう手段を選ばないという気持ちにもなるでしょう。マッサージをしても全く効果が出てくる気配もないというときには最終手段を使うことも躊躇しないことが大切です。
浣腸がその方法であり、心配であれば病院に行って行ってもらいましょう。
便秘が続くと他の身体の不調も表れてしまいがちであり、がんのリスクも高まることから、思い切った決断もときには必要です。