乳幼児の便秘解消方法。赤ちゃんのうんちが出づらくなる原因とは?
- 2016.09.09
- 便秘の原因について
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赤ちゃんが便秘になると、お母さんは心配になりますよね。ちょっと泣くだけでも「苦しいの?」と不安になってしまいます。
こういった不安なストレスはじわじわとお母さんを苦しめます。ストレスがたまると日々の生活が苦しくなり、健全な育児ができなくなってしまいます。
そんなことになる前に、不安の種を解消しちゃいましょう!ここでは乳幼児の便秘の原因と解消法をお教えします!
体質?病気?乳児の便秘の原因
乳幼児の便秘の原因は、乳児と幼児で違います。ミルクと離乳食という食生活の違いですね。まだミルクの乳児の場合、母乳と市販のミルクで原因が違います。
母乳の場合はお母さんの食生活が大きくかかわっています。母乳は血液から作られるので、お母さんが脂っこいものを多く食べたり、炭水化物を取りすぎたりすると、血液から母乳へ流れ赤ちゃんの便秘につながったりします。
市販ミルクの場合、ミルクが赤ちゃんの体質に合っていない場合があります。最近ミルクに切り替えた、ミルクを別のメーカーのものにした、という事があるのであれば、ミルクのメーカーを変えてみましょう。
生活習慣が影響?幼児の便秘の原因
幼児の場合は食生活の乱れによる腸内環境の悪化や、自律神経の乱れ、また、うんちを出すために力む力がないことが挙げられます。
他にも離乳食を始めたばかりの頃や、トイレトレーニングを始める頃にも多くなります。食事の変化による水分不足やトイレトレーニングによるストレスなんかも関係するようです。
不安を吹き飛ばせ!自宅でできる便秘解消法
うんちが出てこなくて不安だけど、赤ちゃんは機嫌がいいから病院に行くのは悩む……そんな時は、まずは家で出来る対処法を試してみましょう!
乳児の場合は腹部マッサージがお勧めです。4本の指で、お腹を右回りに弧を描くようにマッサージしましょう。優しくなでるより、少し強めにうんちを押し出すようにするのがコツです。もちろん、赤ちゃんが嫌がったらやめてあげましょう。
幼児で離乳が完了している場合は、なるべく規則正しい生活を心がけましょう。自律神経を整えることで、脳が元気な排便を促してくれます。また、運動することで足やおしりの筋力をつけると、力む力も自然と身についてきます。
また、たくさん野菜を取りましょう。食物繊維はお腹を掃除をしてくれる働きがあり、水分も含んでいるので腸内環境を整えやすいのです。
赤ちゃんによっては体質的に2,3日サイクルで排便する子もいます。長い時には10日近くでないこともあるようです。なので、日々の生活が元気で、食欲もあり、苦しんでいる様子がなければ、焦らず騒がず日々の生活の見直しから対応してみましょう!