繰り返す便秘や下痢、腹痛は過敏性腸症候群かも?原因と改善方法は
- 2017.01.18
- 便秘の原因について
- 1146view
便秘や下痢、腹痛が繰り返し起こる、という方は、過敏性腸症候群の可能性があるので注意が必要です。
過敏性腸症候群は病院に行くと薬物療法や食事療法などの治療を受けることができますが、生活習慣を見直すことで症状を緩和することができます。
辛い症状で悩んでいる方は、過敏性腸症候群の原因を知り、症状を改善するためにはどのような方法があるのかということを知ることが重要です。
過敏性腸症候群の症状
過敏性腸症候群には便秘型、下痢型、交替型の3つのタイプがあります。
便秘型は、便秘が続き、コロコロとした硬い便がわずかに出る程度の状態が続きます。
排便をしてもお腹がスッキリせず、お腹に不快感が出て腹痛が起こることもあります。
ガスが上手く排出されず、お腹がパンパンになり、気分が悪くなるという人もいるようです。
下痢型は、腹痛や下痢の症状が突然起こるので、いつ症状が起こるか分らずそれがストレスになり、さらに症状が悪化することがあります。
交替型は、腹痛、下痢と便秘を交互に繰り返す症状です。
過敏性腸症候群の原因
過敏性腸症候群の原因は、ストレスなど精神的な影響が最も強いと言われており、不安や緊張などの感情とも関わりがあると言われています。
また、腸内の細菌のバランスが悪く、腸内環境が整っていないと症状が起こりやすくなるので注意が必要です。
暴飲暴食や不規則な生活、睡眠不足など生活習慣が原因で起こることもあります。
症状が起こるようになると、そのことが不安やストレスになり、より症状が悪化することがあるという特徴もあります。
その他、ウィルスを発生した後に起こることもあることから、免疫異常も原因の1つと言われています。
過敏性腸症候群の改善方法
過敏性腸症候群は、病院に行くと食事療法や薬物療法などの治療を受けることができますが、毎日の生活習慣で改善していくことも可能です。
まずは、栄養バランスが摂れた食事をしっかり摂り、質の高い睡眠をとることが重要です。
生活が不規則になっている人は、生活習慣を見直しましょう。
外食が多くて栄養バランスが気になっているという人は、サプリメントで足りない栄養を補給してみてはいかがでしょうか。
また、腸内に善玉菌を増やし、腸内環境を整えることも重要です。
ヨーグルトや乳酸菌飲料などで体内に善玉菌を増やすことを心掛けましょう。
そして、ストレスと上手く付き合うということも重要です。
自分なりのストレス解消法を見つけ、なるべくストレスを溜めない生活を送りましょう。