ストレスで便秘に!?【便秘との因果関係とは?】予防と対策
- 2016.05.29
- 便秘の原因について
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ストレスで便秘になってしまう場合も珍しくありません。
心身へのダメージによって起こる便秘との因果関係を知っておくことで、対策にも予防にもなります。
心の不安や緊張から来るストレス
不安や緊張を感じていると、動悸がしたり手に汗をかいたことは誰もがあるでしょう。
このように、脳で感じる感情によってストレスとなり、体の状態に大きく影響を与えてしまうものです。
影響を受ける臓器と言えば、胃を思い浮かべる方も多いでしょう。胃も確かに影響を受けやすい臓器なのですが、影響を最も受けやすい臓器は、実は、腸です。
腸は、それほど繊細な臓器です。
筋肉で出来ているので、感情を伝達するための神経細胞があります。
そのため、不安や緊張を感じることで、腸の筋肉を自然に硬直させてしまうので、お通じがスムーズに出せなくなるわけです。
それほど、腸と心のあり方は、実は、密接な因果関係があります。
身体のストレス
精神的なものだけではなく、身体の不調によるストレスも、腸は受けやすい臓器です。
毎朝、トイレでゆっくり座る時間がないままで、仕事へ出向き多忙な1日を終えて帰宅をすると、排便のリズムが壊れてしまうことも珍しくありません。
仕事中もトイレに行く暇がなかったりするので、便意があっても自然に我慢をする習慣が付いてしまうことで、腸の動きが悪化してしまいます。
現在では、デスクワークも増えて来ているので、座りっぱなしで過ごすことが多いと、肩こりだけではなく腸も硬くなってしまうので蠕動運動がスムーズに出来なくなってしまいます。そのためにも、朝はトイレに行く時間を作ることは、とても重要です。
しっかりと排便が出来ていれば、仕事中でも体もすっきりするでしょう。
便意を少しでも感じた時には、時間のゆとりを持ってトイレへ行けるような職場環境も大切です。知らず知らずのうちに、多忙な仕事に追われることで、便秘を招いているので身体の状態と因果関係は密接です。
ストレスの長期化
これらのストレスを放置した状態で、頑張り続けてしまうとさらに便秘は悪化してしまいます。腸の硬さもひどくなってしまうので、出来る限りお通じがスムーズではないと感じたら、早めに対策や予防を行うことが先決です。
ひどくなる前であれば、それだけ時間をかけずに便秘の改善も期待できるからです。
そして、日頃から心身に疲れを感じた場合、可能か限り疲れを取り除く工夫や努力を行うことがスムーズなお通じになります。
スムーズな排便を目指せば、健康も維持できるようになります。