絶対NG!便秘になってしまう食べ物とは
- 2016.05.15
- 便秘に良い食べ物・飲み物
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便秘になる食べ物で絶対NGというものの代表はしぶ柿と言えます。
甘くなりかけても、多少しぶが残っている柿は少し食べただけで、まず便秘になります。
気をつけないと、肛門の出口から外へ放出できないということになってしまうので、とても危険な状態となり、お医者さんのお世話にならないと解決できなくなってしまいます。
しぶ柿が便秘になりやすい理由
実は、このことは柿に含まれているタンニンという成分がなせる技なのです。
特に、しぶ柿はタンニンの量が半端でないため、食用には向いていないのですが、何かの拍子に食べてしまうと前述のようなことになってしまうのです。
ただ、柿の名誉のためですが、殺菌作用や抗酸化作用があり、感染症の予防や肌の老化を遅らせるなどの効用もあるので、適度にいただけば、健康にも美容にも良いことが知られています。
風邪気味の人、肌の荒れが気になる方は適当な量の柿がいいのです。二日酔いに柿をいただくのが良いということも言われています。
便秘になりやすい食べ物・飲み物
さて、便秘になる食べ物の代表が柿であり、その原因がタンニンにあることはお分かりいただけたと思いますが、タンニンがたくさん含まれているものは、他にもあり、お茶やコーヒー、ワインなどおなじみの飲み物もそうなのです。
タンニンがたくさん含まれており、便を固くする作用があるのです。ですから、便秘気味の人は助長されてしまうことを意識する必要があります。
心がけることは、食物繊維や乳酸菌など便通に良い食品を一緒に取ることです。
もう一つ便秘になる食べ物の代表が、お肉です。
肉は脂肪が多いわけですが、便秘になるのは肉に含まれているタンパク質です。
肉類のたんぱく質は筋肉の増強に欠くことができない栄養素ですが、実は腸内の悪玉菌を増やす作用もあるのです。悪玉菌が増えれば、腸内の環境が悪くなり、便秘になるのです。
でも、極端に肉を除くのは、身体の栄養バランスからすると良くありません。肉の脂肪分は便を柔らかくする効果もあるからです。
食生活はバランスが大事
結局、どの食べ物も同じことですが、量に気をつけ、野菜などとのバランスを大切にすることです。
そのほかで、便秘になる食べ物は、アイスクリーム、そうめん、冷やし中華など冷たいものです。
それらを摂りすぎると、体温が下がり、血管がつまり、血流が悪くなります。臓器に栄養が届かなくなり、臓器の働きが悪くなります。腸も働きが悪くなります。
臓器や腸の運動が弱まれば、便を押し出す力がなくなるというわけです。
こうしてみると、食べ物の量とバランスが決め手ということが分かるはずです。