玄米は便秘を解消するのか悪化させるのか?体質にあった食べ方とは
- 2016.09.22
- 便秘に良い食べ物・飲み物
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玄米は、自然食として健康に良いと言われています。では、便秘を解消してくれる効果はあるのでしょうか。それとも悪化させてしまうこともあるのでしょうか。
一般的には、玄米は精米していないのでビタミンをはじめ体に必要な栄養素が多く含まれており、正しい食べ方をすれば体にいい影響を与えてくれます。よって、便秘症の方にも効果があるでしょう。
玄米の正しい食べ方とはどのような食べ方?
それは、とにかくよく噛むことです。精米されていないので、白米に比べて固く、あまり噛まずに食べてしまうと逆に消化に悪く、胃に負担をかけてしまうことがあります。
たくさん噛むことによって、唾液がたくさん出て消化酵素も活発になるので、一口入れたら最低10回以上は噛むようにしたほうがよいです。
噛めば噛むほど、玄米に含まれている栄養素がでてきて、体の中に吸収されていきます。それにより、便秘を解消してくれる効果も生まれます。
もちろん、個人差があるので玄米を食べれば必ず便秘が解消されるというわけではありませんが、他しく噛んで食べれば効果が出やすくなると思います。
ゆっくり味わってよく噛むことが大切
また、玄米はごわごわして食べにくいと思われていますが、圧力なべを利用したり、カムカム鍋という小鍋を圧力鍋に入れて、水をはり圧力をかけて炊くと、ふっくらに仕上がります。それにより、とても食べやすくなるのでおすすめです。
炊き方を工夫して、より玄米のおいしさを引き立てるように工夫すれば、お米の味わいがより感じられよく噛むことにもつながるでしょう。
胃腸が悪い方は、特にゆっくりよく噛んでください。あまり噛まずに食べて余計に体調が悪くなったり、消化に時間がかかり便がなかなか出にくくなる可能性にもつながります。
時間がない朝は難しいと思うので、夜ご飯だけでも玄米にして、食事を楽しむつもりでゆっくり味わって見てください。そのまま食べるのでもよいですが、ごま塩をかけるといっそうお米の味がひきたちます。
マクロビで健康を保つのもおすすめ
マクロビでは、玄米菜食が推奨されており、おかずについても動物性を含まない野菜や海藻類を選びます。それにより、より身体に負担をかけず健康を保つことにつながるようです。
便秘でお困りの方は、マクロビを取り入れてみるとよいかもしれません。便秘以外の別の疾患や体調不良改善にもつながるので、試してみてください。
ただし、前述のように正しい食べ方ややり方で進めないと、逆効果になる場合もありますので、よく調べてから始められるとよいでしょう。