食べ物より睡眠を見なおして!便秘解消への近道
- 2015.11.28
- おすすめ便秘解消法
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軽い便秘から、頑固な便秘まで、その方の体質にもよりますが、解消する方法です。
まず、自分の睡眠時間ときちんと眠れているかどうかを1週間程度記録してみます。
毎日6時間から8時間きちんと眠れているか、夜中に起きたり時間が不規則であったりしないかを確認しましょう。
毎日の生活が不規則で1週間も睡眠不足が続いてしまうと、自律神経がバランスを崩し、それが体の能力を低下させてしまいます。体の不調を感じるようになったり、ストレスがたまったりします。
睡眠不足でなぜ便秘に?
睡眠不足が便秘の原因になることを述べましたが、実は眠れなかったり、眠りが浅いと基礎体温の低下が起こります。
夜眠ると体温が下がり、朝起きる前に体温が上がってきますので二度寝などをして上がった体温を下げないようにしましょう。
基礎体温が低下するとおなか周りも冷えが生じますので、消化吸収もうまく働きませんし、排便の感覚も低下します。
便が作られる仕組みについて
基本的には便というのは副交感神経が働いている時、つまりはリラックスしている状態、夜寝ている間、に作られるものです。
睡眠不足の方はそれだけ便が作られる時間が短く、便量が少ないと腸の中にとどまり水分が吸収されて硬くなってしまいます、
そうなると排便時にいきんでもなかなか排便されず段々重症化していきます。
排便の仕組みとしては、一定量の便が直腸に入り便意が起こります、そして排便となるのですが、睡眠不足により朝に便意のタイミングが取れなかった場合、昼や夜のトイレに行きにくい時間に便意が来ると我慢してしまうなどしてよりいっそうの便秘になっていきます、そのためにも体調を整えることが便秘解消の第一歩であると考えます。その後、食事療法などで解消を目指すのが良いでしょう。
そして腸というのは実は朝が最も活発に働いていますので朝起きて、朝食をとり、トイレに行き排便されるのが理想的です。
ですので、朝腸が活発に働いている状態に食事をとることで、消化吸収も早くお通じが非常に通りやすくなるのです。
軽い便秘には7時間以上の睡眠を
軽い便秘解消にはまず1週間は7時間以上の睡眠を取り朝起きたときに常温の水をコップ1杯飲むことからはじめましょう。
1週間以上も出ない重い便秘には睡眠に加え、腹部のマッサージやつま先立ちでの下半身の筋肉を鍛える、入浴で体の深部体温を上げる等の体温リズムを整えることを合わせてお勧めいたします。
初期の便秘というのはこのように生活習慣を少し改善するだけで、すぐに解消出来ますので是非睡眠はきっちりととるようにしてください。