ただの便秘と油断しないで!気をつけたい症状3つ
- 2016.05.20
- 便秘「基本のき」
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また便秘になってしまったとがっかりしても、いつものことだからとそのうち治ると思って何もせずに過ごしてしまう人も多いでしょう。
また、解消しようと体操やマッサージなどに取り組む人もいますが、ときにはなかなか治らないこともあり、その頑固さに苦しむこともあります。
そうしているうちに身体の不調を感じ始めたらただの便秘と油断しないことが大切です。症状によっては待っていても治らない病気である可能性があるからです。
そういった症状を3つ知っておくといざというときに病院にいくという決断ができるでしょう。
何よりも気をつけなければならない血便
頑固な便秘に悩まされている間に別の症状が出てきてしまうことがあります。
便が出ないときには他に体調が悪いところがないかは常に気をつけておくべきであり、症状によってはすぐに治療を始めないとならない病気である場合があります。
その中でも最も気をつけなければならないのが血便です。ようやく便が出たと思ったら、血が混じっているのに気づく場合があります。その際にはすぐにでも病院に行ったほうが良いでしょう。
大腸や直腸にがんができてしまっている可能性が高いからであり、速やかに診断を受けて治療を開始することが必要です。
吐き気を伴う便秘の場合の危険性
吐き気が出てくるというのも気をつけなければならない症状の一つです。
便秘が長続きすることによって腸の中の便が腐敗するとガスが発生し、行き先を失った腐敗ガスが血液中を巡るようになると様々な不調が表れます。
その一つが吐き気であり、こういった場合に自然に治るだろうと思ってさらに長続きしてしまうと別の不調も表れてきてしまいがちです。
頭痛や肩こり、腰痛や冷えといったものがよくあります。
一方、吐き気を伴っていて酷い腹痛もある場合には腸閉塞が起こっているリスクもあり、病院で診断を受けた方が良いでしょう。
腸閉塞の場合には自然に治ることは稀であり、病院で治療を受けることが大切だからです。
女性の場合なら気をつけたい下腹部痛
お腹が痛くなることは便秘をするとよくあることですが、特に下腹部痛が出てしまっているときには女性の場合には気をつけたほうが良いでしょう。
そして、下腹部を少し手で探ってみて、しこりが見つけられたら病院に行くことが大切です。子宮筋腫や卵巣嚢腫ができているかのうせいがあるからであり、あまり大きくなってしまうと切開手術が必要になってしまいます。
早期に発見して治療を受けるのが大切になる病気です。