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便秘と下痢に加えて吐き気が…すぐにできる対処法とは

人間は食べ物からエネルギーを吸収すると共に、不要な部分は便として排出することで生命活動を継続しています。

このために、大腸内に便がとどまっている便秘は、本来であれば行われなくてはならない作業が残っている状態であり、様々な不調を引き起こすケースがあります。

ストレスが原因となることも

ストレスが原因で発症する場合は便秘と下痢を繰り返すというケースもあります。

これは、自律神経の乱れが原因であり、吐き気や頭痛などの神経系の症状や鬱病などの精神的な症状も併発することがあります。

この様な症状は痙攣性便秘と呼ばれており、女性だけではなく男性にも見られることが特徴です。

このように便秘と下痢を繰り返した上に吐き気も起こるということは、腸内環境はかなり悪化していることが予測されます。

このような状態を放置することにより、さらに大腸への負担は大きくなります。

これにより大腸がんなどの生命にかかわる様な疾患を引き起こす危険があるので、適切な対処を行わなくてはなりません。

吐き気をともなう便秘

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便秘により吐き気が起きる原因は、食べたものが胃の中に残ってしまうからです。

これは、大腸内に便が溜まっているために、先に進むことが出来なくなったことによるものです。

胃の中で食べたものは行き場をなくすことになり、それを戻そうとする動きが働き、吐き気を催すことになります。

また、長期化している場合は腸内の便は発酵してしまいます。

これにより発生した悪臭を放つガスは、腸内に充満した後に、血液に入り込み全身に送り込まれます。

これにより、吐き気や体臭などの不調を引き起こすことになります。

他に、腹痛腰痛眩暈頭痛なども引き起こす原因となります。

さらに、この有害なガスにより大腸はダメージを受けるので、便秘が解消されると下痢に見舞われるというケースも少なくはありません。

ツボ押しで手軽に解消

この症状を解消するには、まずは吐き気を抑えつつ、ガスを抜くという流れとなります。

すぐに出来る対処法としては、手首から指三本の位置にある内関というツボを刺激するというやり方です。

このツボは、腸のらせん運動を押し出す効果があるので、おならが出やすくなり有害なガスが排出されることになります。

このツボを刺激する具体的なやり方は、親指で30秒ほど押し続けるという内容です。

両手に行うのが効果的であり、合計で1分程度となります。

なお、これはあくまでも対処法であり、症状が思わしくない場合は医療機関で受診するのが適当です。

たかが便秘と軽く考えて放置するのは、非常に危険です。

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