今日からすぐできる!便秘解消のためのトイレ習慣
- 2015.12.15
- トイレにまつわるコラム
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女性の3人に1人は毎日排便がないというデータがあります。
これだけ多くの人が毎日排便しないとなると、ちょっと便秘の話が話題に上っても自分だけではないのだからと、なんだか安心してしまいますが、それは大きな間違いです。
毎日排便しないことは腸の中で食べたものが腐敗した状態で長くとどまることになり、様々な有害物質が腸から吸収されて体に悪影響を与える可能性が高まるということです。
重症な人になると1週間も排便しないこともあると言われていますが、こんなに長い間排便しないなど言語道断、間違いなく体をこわしてしまうことにつながります。
一日や二日排便が無いことは誰もが経験していることだからと放置せず、便秘解消のための対策をすぐにもとる必要があります。
便秘薬に頼り切るのはNG!
便秘解消のために便秘薬を飲むという人は少なくないのですが、便秘薬が習慣化してしまうと、腸が自然な蠕動運動によって排便する力がどんどん弱くなってしまい、便秘薬を飲まないと排便できないようになってしまいます。
そんな風になってしまう前に、まずは自分でできる便秘解消対策をすぐにとる必要があります。
まず毎日の習慣の中でできることを見なおし、特に忙しい朝の習慣から改善することが大切です。
朝生活の見直しが便秘改善に
朝起きたらすぐにすることは人それぞれですが、まず心地よい眠りから目覚めたらすぐにコップ一杯の水を飲むようにします。
眠っている間にたくさんの汗をかいた体を目覚めさせるためには朝起きぬけの一杯の水が効果的です。
水を飲むことで胃腸に刺激を与え、腸の蠕動運動を促して便意を誘うようにするためです。
水を飲んでからトイレに行きたくなるまでは30分程度はかかるので、まずは朝一番に水を飲むようにすることがポイントです。
また、便秘を解消するためには朝食を必ず食べる習慣も大切です。
朝食をとることで胃腸の働きが活発化し、自然なトイレタイムへと導く効果があります。
トイレに座る習慣を
そして最も重要なのが毎朝必ずトイレに座る習慣をつけることです。
朝食をとったら、たとえ便意を感じなくても必ずトイレに座るようにします。
朝食をとった後は胃腸の働きが活発になっているので自然な便意を感じやすい状態になっています。
せっかくトイレに座ったのにもしも排便できなかったとしても、毎朝同じタイミングでトイレに座るという朝のリズムを習慣づけることが大切になります。
この習慣を続けることで体の方が排泄のリズムを作るようになり、やがて自然なお通じができるようになります。
何かと忙しい朝、トイレに座る時間を作るのは大変ですが、習慣化すればいつの間にかすんなりと排便できるようになり、それほど長い時間は必要なくなります。