社会人になってから、冬の寒い時期に便秘になるようになりました。普段から寒さに強く、薄着で過ごすことが多かったため、体が冷えたのではないかと思います。また、水分不足と、食事の油不足が影響しているのではと思います。また、妊娠時にはさらにひどくなりました。

便秘薬を飲むことには抵抗があったため、食生活の改善で対応しました。まず、水分補給を意識的に行うことにしました。普段あまり喉が渇くことがなく、意識をしないと水分をとることがないためです。目標としては、勤務中は机の上に2リットルのペットボトルを置き、2日で1本の水分補給、自宅でも、ノンカフェインの麦茶を常備しておき、水分補給を心掛けました。逆に、コーヒーなどカフェインが入ったものは、利尿作用が強いということなので、飲む回数を減らしました。食事では、油不足を解決するために、オリーブオイルで油を取るようにしました。トマトなどサラダにもオリーブオイルをかけて食べました。乳酸菌は、キャベツなど植物性のものを摂取するようにしました。しばらくすると、便が柔らかくなり、便秘が改善されました。

便秘薬を使用することは、即効性がありますが、体に負担が大きいと思います。薬に頼るのではなく、自然に排便できるように、できれば食生活と運動などで改善することがよいと思います。食生活を見直すことによって、お料理の新しいレパートリーを増やすなど、楽しみを見つけながら便秘対策をすると、ストレスも少ないのではないかと思います。運動は、激しいものではなくストレッチでも効果があると思います。ジムに通ったりしなくても、自宅でヨガマットを敷くなどして、テレビを見ながらでも出来ます。適度な運動で筋肉をつけることによって、便秘対策だけはなく、腰痛対策などにもなります。便秘薬は、こうした対策をしたうえで、それでもだめだった時の緊急対策のために使用するという位置づけとすることをお勧めします。