3年前から昨年までの2年ほど悩んでいました。
立ち仕事の接客業を辞め、座りっぱなしの事務仕事に変えた頃から便秘がひどくなるのを実感していました。
事務所は夏は震えるほど寒く冬は蒸し暑いほど空調がきいている為、代謝が悪くなったのが便秘のきっかけだろうなと思っています。

毎朝、食後に無糖のヨーグルトを60g程食べました。
加糖されているスイーツのようなヨーグルトでは便秘が改善される実感はあまりなかったのですが、無糖かつビフィズス菌の多く含まれているものを食べると決まって次の日の朝は快便になります。
便秘薬のように急激に腸を刺激する訳でもないので、ゆるやかに便を出すことができるようになったかな、と感じています。
ヨーグルトの酸味に飽きてからは腸内を整える作用のあるバナナやナッツを小さくカットして頂くこともあり、苦なく続けられました。
また、仕事が立て込んでいて家でゆっくり朝食が取れないときはドリンクタイプのヨーグルトを飲むことを意識し、なるべくヨーグルトを摂取しない期間を作らないようにしました。

あまり悩みすぎていると逆に便秘が進行する可能性があります。
腸は皆さんが思っているよりストレスに弱く、それにより便秘が悪化する方も少なくありません。
便通をよくしたいという気持ちは持ちつつ、早急に改善しようとするよりも長い目で見ながら便通をよくすることをお薦めします。
私は以前、便秘薬を多量に摂取したり浣腸で強制的に便を促していた時期がありました。
便が出た瞬間はお腹も楽になり、張りも少なくなって気持ち的に楽にはなりました。
ですが、無理やり便を出すことを続けていると、常に腸に痛みがあったり痔になってしまったりと便通がよくなるメリットより他の体の不調が出るデメリットが大きくなっていきました。
現在は腸に良い食べ物を意識して摂取することにより便秘を防いでいます。
効果が現れるのはゆっくりですが、その分腸への負担は一切感じず過ごせています。
なので、便秘に悩んでいる方は急がば回れのスタンスでゆっくり改善の方向に進めていって頂ければ、と思います。