1年くらい前から、仕事でのストレスが増え一人暮らしのせいもあり食生活も次第に乱れていった頃から便秘がちで出たとしてもすっきりせず残便感が残るという生活でした。 なかなか忙しくて自分の体に目を向ける時間を持てず惰性で生活していたように思います。

　さとう式リンパケアの腹部マッサージ・・「右側腹部→上腹部→左側腹部→下腹部の順番にすべておへそ方向にむかってやさしくなでます。またそれぞれの間に呼吸を３回しふーっと力を抜く」というのを繰り返します。なでる際の力加減は赤ちゃんの敏感な肌にやさしく触れる時のイメージくらいやさしくすることがリンパの流れを促し蠕動運動を活発にすることができます。 　排せつ時のポイントとしては、ゆったりとした気持ちで上記のさとう式腹部マッサージをします。また肛門周囲の皮膚をやさしくさすることで排便促進につながります。 　その他食事面ではオリゴ糖や良質な油を毎食の料理に取り入れ摂取することも長期的な便秘体質の改善には効果がありました。 　あとは「排便があるまで朝の食事は控える」という方法で空腹時に分泌され胃腸を収縮させる働きのあるモチリン（消化管ホルモン）の分泌を促し排便コントロールを付けていくことを続けています。以上の実践によりいつの間にか便秘に悩むということもなくなりました。

まずは朝トイレに座る時間をなるべく確保できるように意識し朝の生活リズムを見直してみるということが大切かなと思います。それは自分の体に意識を向け「あのすっきり出る感覚が毎日あったら・・もっと明るく過ごせるはず」という自分の中にある理想の排便習慣を頭に描き自分の体の声をきくこと。そうすることでささいな自分の体への変化や自分の精神的変化、生活習慣の変化が次第にでてきて無理のない気持ちで取り組めるのではないかと思います。私はできるだけお金をかけずにできる方法をいつも模索する方なので、最初はサプリに頼っていても地道な食習慣の見直しによって徐々にそれらからも離れ自然なスタイルでの排便コントロールを身につけることができました。 最終的には自分はどんな排便習慣を望んでいるか？ということを自分の体に聞いて確かめることから始まるのではないでしょうか？