20代から30代にかけて会社員でしたが、仕事がハードで残業も多く、いつの間にか食生活が乱れてしまい、便秘が続くようになりました。また、営業職だったことから、車通勤や地方回りも車で出かけるため、座ることが多く、なかなか便秘が治りませんでした。

便秘を治そうと、イチジク、セロリ、キュウリなどを食べました。効果はあったのですが、年がら年中ある食べ物でもないし、セロリやキュウリは毎日食べると飽きてしまいます。そこで、体操をしようと考えました。体操と言っても立ったまま息を吸い、吐き出す時におなかに力を入れる体操です。これを1分?1分を3回毎日続けたところ、すんなり便秘が解消しました。便座に座っていたとき、なかなか排便できないときに、ゆっくり息を吐きだし、その時におなかに力を入れます。そうすると、自然にお通じが良くなることもわかりました。また、この体操を3か月続けていたところ、3キロほど体重が落ちていたことも判明。便秘も治るし、おなかも引っ込んだので、良かったです。

便秘は食生活もありますが、座ったままの時間が長いとどうしてもなってしまうと思います。職場でいきなり体操と言ってもなかなかそんなタイミングもないし、電話やメールに反応しなければならないでしょう。ですから、ぜひ朝起きて10分ほどこの体操を続けてはどうでしょうか？ゆっくり息を吸い、ゆっくり息を吐きだす。両方ともおなかをひっこめます。息を吸う時は誰でも自然におなかが引っ込むことが分かるはず。でも、吐き出す時はおなかも丸くなっていきます。ここだけ注意すればよいのです。意識的におなかを引っ込めるだけで、大変な力がおなかに付くことになります。あとは毎日の座りっぱなしの仕事や習慣をむりに変えないことです。続けられないことは意味がないからです。