私が最初に便秘気味とだと自覚したのは高校３年生でした。受験を控えている身でしたのでただでさえ夜更かし等生活リズムが乱れやすいことに加え、卒業式までに本格的なダイエットを始めたため、炭水化物を抜くだけでなく食事回数も減らしたりして大幅に食生活も変更しました。確かに昔から毎日同じ時間にお通じがあるほど快便ではなかったですが、ふと気づくと３日から５日排便が無いことが当たり前になりそれが慢性化し、かれこれ１０年以上たった今でも変わりません。

お通じがないとお腹は張るし、痛みはあるしダイエットは進まないしで良いことが一つもなかったため便秘解消につながると言われる様々な方法を試しました。 その中で一番効果があったのは長時間本屋で立ち読みをすることでした。大きなショッピングセンター内に構える本屋で参考書やら雑誌やら長くて１時間は立ち読みすると必ずといっていいほど便意がありました。個人店ではないのでそこまで周りの目を気にせずに好きな本が読め更には便秘解消だなんて一石二鳥ですが当時はその体の仕組みを不思議に思っていました。今となっては本屋にいくとトイレに行きたくなるメカニズムも解明されているらしく多くの方がその現象を経験したことがあるみたいです。決して体に悪い解消方法ではないので、ぜひおすすめしたいです。

女性は便秘になりやすいと言われており、またそれを解消するために色々な番組で情報提供がされています。しかし１０年以上便秘に悩まされた自分としては便秘薬に頼ることは良くないかなと感じました。確かにいざというときの強い味方ですし、排便したときのスッキリ感は薬ならではかと思いますが、ずっと便秘薬に頼ってしますと自然排出力が低下し、薬がないと排便できずまた腸がむくみやすくなる傾向にあるようです。上記に述べた本屋での便秘解消が私が一番合った解消法ですが、あくまで腸にたまっているものを押し出して自力で排便するためにも腸を動かす運動はもちろんのこと、ごはんをしっかり三食食べることを前提としなければいけないと学びました。ダイエットをするからごはんを抜くというのは結局便秘を招き体の不調を招いてしまうのではないでしょうか。