元々大食いであまり噛まずに食べてしまう癖があり、食べ過ぎが続くと下腹が痛くなる、ということが時々ありました。 そんな不摂生の疲れなのかもしれませんが、5年程前から便秘気味、3?4日でないことも頻繁にあるような状態になりました。 年齢的なものもあるのかもしれません。

便秘が酷いときというのは、下腹が固くなっていますので、それを優しくもみほぐしていくようにするとだんだん超が動き出してきます。 仰向けに寝て、呼吸を落ち着けます。
そしてまずはお腹全体、ヘソの周りを順番に押さえていきます。 ヘソからだいたい3?5cmぐらいの距離を、ヘソの右下、右真横、右上、真上、左上、左真横、左下、真下、という順番で床の方向へ押していきます。 一カ所につき２?３個呼吸、吐く息でお腹は凹みますが、それに合わせて押していきます。 押したまま浅い呼吸を２?３回して、次の吸う息でお腹がふくらむのに合わせて手を離す、という手順です。
ヘソの周りを一周したら、こんどはヘソの右下、左下、真下だけを数回繰り返します。
押さえて痛い所はあまり無理に押さえず、軽く刺激する程度でじゅうぶん。 とにかくお腹の上から腸に軽く刺激をしてやるだけで、腸は反応して動き出すことがあります。 ギュルギュルと音を立てることもあります。

便秘を予防・解消するには食べ過ぎないことがまず大事です。 しっかり食べて腸を動かさないとダメ、というふうに勘違いしている人もいるかもしれませんが、疲れている腸への負担をできるだけ減らして、今溜まっているものを出すことに専念させてあげたほうがいいようです。 でも水分はしっかりとったほうがいいでしょう。 あとはよく動くこと、特にお腹や腰の部分をよく動かすようにしていると、腸の動きもよくなるようです。 手先だけを動かしたりするのではなくて、胴体をしっかり動かすストレッチや体操などをしたほうがいいかと思います。 そしてもう一つは、ストレスを溜め込まないことでしょうか。 ストレスが溜まると消化活動が鈍くなりますし、お腹に知らないうちに力が入ってしまい、腸の働きが悪くなるようです。