私の便秘歴は生まれた時からです。未熟児で生まれたせいか腹圧が弱く上手くいきめなかったため排便させるのに浣腸が必要だったと母から聞きました。成長してからも便秘になりやすく、市販の便秘薬は飲むと蒼白になって気分が悪くなるため使えないのでそれ以外の方法をいろいろ試してみましたがなかなか改善が見られませんでした。殊に就職して座り仕事が多くなった頃から酷くなり排便が１週間に１回くらいになりました。

現在実行していることは、いくつかの方法を組み合わせたものです。どれも日常的にする事なので特別なことではありませんが、継続して行う事が大事です。 １.毎日決まった時間に朝食を摂る：朝に食事をすると腸が動きやすくなるので少しでも必ず食べるようにしています。 ２.朝必ずトイレに行く：忙しい朝の時間ですが、便意があっても行かないと忘れてしまう事があるので必ずトイレに行く習慣をつけています。 ３.水分を意識的に摂る：水分補給を殆どしないで１日過ごすことが多いのと水分不足で腸から再吸収されてしまうと聞いたため意識して補給するようにしています。 ４.きのこや海藻など（食物繊維）を摂る：食物繊維が豊富なのとカロリーを気にしなくて良いので毎日の食事に取り入れています。 ５.オリーブオイルを料理に使う：便の通りを良くしてくれます。便秘だとどうしても痔にもなり易いので滑りを良くしてくれるのが嬉しいです。 ６.発酵食品を料理に使う：腸内の環境を整えるために食事に取り入れるようにしています。 ６.入浴後にひねり体操など軽いストレッチをする：以前は寝転がってひねりを入れたストレッチをしていましたが、入浴後に軽く足を開いた状態で立ち、左右に身体をひねるだけ。この時身体に腕を巻きつけるようにひねるのがポイントです。左右のひねりで１セット20〜30回が目安です。

便秘の改善方法としては、 １.食事 ２.運動 ３.下剤や浣腸 ４.サプリメントの活用 ５.マッサージ など、いろいろありますが体質や生活環境によって便秘の原因が違うので一概にこれで治ると言えません。 この食材がいい、あの運動がいいと言っても、同じものを食べ続けたり、時間のかかる運動を継続して行うのは無理がありますし、飽きてしまいます また、下剤を使い続けるのも考えものです。 身体が薬に慣れて、定量では効かなくなってしまったり、体質的に使えなかったりするからです。 ただし、既に頑固な便秘になってしまっている場合には、早急に排出する必要があるので、そういう時は下剤は有効です。 ですから最も重要なのは排出した後、腸内の環境を整え便秘にならないようにすることであると思います。