母が言うには、幼少期から排便回数が少なかったそう。水分をあまり摂取しない子で、小便も1日2~3回だったようです。私自身、便秘が日常だったので、この状態が異常だと自覚したのは高校生を過ぎてからでした。ふざけて友人と排便の話になり「便は毎日出る」「排便にかかる時間は3分程度」「バナナのような形状」であることを初めて知りました。

便秘症状が普通だった私にとって、便秘は辛くもなんともなかったのですが、周囲の痩せている友人たちの共通点が快便なことでした。スリム体型を目指して、アセロラドリンク、朝一番のコップ一杯の冷水、ヨーグルトなどいろいろ試しましたが、効果はありませんでした。面倒臭がりな私に1番合ったのは、ある体勢を取ることです。それは、しゃがんで中腰（いわゆるうんこ座り）の姿勢を取って、しばらく過ごすことです。ゆったりとした精神状態のときがいいので、朝の忙しい時間帯には向いていません。夕食後やお風呂の後、テレビでも見ながら上記の体勢をとって数分〜十数分過ごすと、圧迫が腸を刺激するのか、だんだんむずむずしてきて、便意をもよおす気がします。

下剤に頼った時期もありますが、吐き気が伴ったり、脂汗が出てきたり、とてもしんどいですよね。私は丸一日何も予定が無い日の、前日夜に服用したりしていました。体への負担を考えると、漢方やマグミットなどは楽に排便できましたね。でもその楽さが癖になりそうで、辞めました。「耐性はできない」と記載されていましたが、体は1度楽なのを覚えると、薬なしでは排便できなくなってしまうので、やはり自力排便が1番望ましいです。私は、食事の工夫も効果が無かったので、ストレッチを試したりもしましたが、面倒臭がりなので続きませんでした。上記の体勢は「そろそろ出しときたいな」「明日、デートだわ」みたいなときにやっていました。気まぐれで便秘が苦じゃない私には丁度良かったです。