初めて伝樋で悩んだのは中学生の頃です。ダイエットを始め、食べる量が著しく減ったのがきっかけだと思います。ダイエットを止めてもすんなり解消せず、便秘薬を飲み始めて完全に自然なお通じは難しくなってしまいました。

食べる量自体が大幅に減ると便秘になりやすい様に感じたので、ダイエット中の場合にも「かさ」があってカロリーの低いものを選ぶと良かったです。後は、身体は暖かくても、案外胃の辺りが冷えていることが多いのでカイロなどで温めると腸が動き出したりしました。一番良かったのはマッサージです。「腸もみ」と呼ばれるお腹を「の」の字にマッサージするのも効果がありましたが、私に一番効果があったのはお腹をドライヤーなどで温めた後、背中の側からマッサージするというものでした。位置は肩甲骨下から腰骨のあたりまでです。背骨に沿って軽めの力で押していくと、しばらくして腸が動きます。私の場合はこれがかなり効果覿面でした。具体的にマッサージでなくてもお腹を撫でるなどの刺激は便秘解消に効果がある思います。

まずは食事の「かさ」や栄養バランスをあんまりにも無視するのは危険なので、自覚がないなら見直してみるのも良いかもしれないです。水分は思っているより摂れていないことが多いですので、そこも気を付けるポイントです。体を動かさないと水分も欲しませんし腸の運動も止まりがちですので、適度に身体を動かすのは大切です。あまり便秘の不快さに集中してカリカリすると余計悪化してしまうような気がするので、おおらかな気持ちでいる方が良いように思います。楽な気持ちで過ごして、身体を温めて、マッサージというのが一番なのかなと思っているので、おススメです。薬を使っての解決は、かなり依存性があるので注意してください。腸が自然に動きずらくなってしまうようです。