20年前くらいから便秘がちです。便意があるときにトイレに行くことができず、我慢をすることが多かったことが原因と思われます。「時間がない」「家のトイレでは落ち着いて排便できない」などの理由で便意を我慢することがあります。

テレビで紹介していた方法です。まずは10分間うつ伏せになります（この際、痛みがなければ、おなかと床の間に折り畳んだバスタオルを挟むなど、下腹部を圧迫した方が効果的かもしれません）。その後、うつ伏せの姿勢のまま、両腕を上にあげてロケットのようなポーズをとり、ゴロゴロと床を転がります。この回転を数回繰り返します。この体操を１日1回したところ、朝食後に便意を催すようになり、排便してから外出する習慣がつき、便秘が改善しました。ただ私の場合は、この体操以外にも「水分をこまめに摂る」「野菜など繊維質の多い食品を多く摂る」「体を動かす」「朝に排便をする時間を確保するために、少し早めに起きる」など生活習慣の改善も心がけているので、この体操の効果だけとは言えないですが。

便秘解消のための情報は巷にあふれていますが、自分に合う方法を見つけ継続することは容易ではありません。ヨーグルト、青汁、蒟蒻などお通じを良くすると言われる食品はたくさんありますが、すべての人に効果があるわけではないようです。個人個人の腸内環境も違うし、便秘の原因も異なっているためでしょう。いろいろ試して、自分に効果のある食品を見つける必要があります。運動、生活習慣も然り。だから「便秘に効果がある！」ということは、手当たりしだい挑戦して、頑張り過ぎずに継続できることを増やしてはいかがでしょう。「これをすれば便秘解消！」という特効薬を探すよりも、食事・運動など「これをしたら、ちょっと調子いいかも」という複数のことを続ける方が、便秘改善への近道かもしれません。