気づけば幼稚園の年長くらいから、あまりスルスル出るほうではありませんでした。 母の話によると、赤ちゃんの頃からなかなか出なくてよく息んでいたらしいので便秘体質なんだろうと思います。 悩み始めたのは、小学３〜４年生あたりからです。 トイレに長時間座っていても出る気配はなく、お腹のはりが苦しくて仕方ありませんでした。

小学生にも関わらず、私があまりにひどい便秘だったため両親はあちらこちらに便秘の特効薬を探し回ってくれました。 お腹に効くから！と、あの苦いアロエをすりおろして飲まされた経験もあります。 いくら「良薬は口に苦し」と言えど、さすがにアロエの苦さに耐えきれず数回で私のほうがギブアップしてしまいました。 小学生のわたしでも続けられたものは、酢のレモン漬けでした。その当時は私が作っていたのではなく、母が忙しい合間をぬって手作りしてくれていたのですけど！ とは言ってもそんな凝ったものではなく、作り方は簡単で、酢に輪切りのレモンとハチミツか砂糖を混ぜ、一週間ほど寝かせれば出来上がり。 レモンを食べるのではなく（もちろん食べてもOK!）、酢を水で割って毎日飲むのですがこの頃から酢をやめるまで便秘で苦しんだ記憶はありません。 （反抗期になってから酢をやめてしまい、便秘は再発してしまいました…。） 酸っぱいものが好きな方にはお勧めの方法です。

便秘は本当に苦しくてつらいですよね。 お腹のはり、モヤモヤ。考えるだけでも憂鬱な気分になります。 ですから、早くすっきりしたい！とつい便秘薬に手が伸びてしまう気持ちも痛いほど分かります。 ですがちょっと待ってください! 便秘薬は刺激が強く、日常的に使うと自然な排便能力が衰えてしまいます。
ぜひ一度、ご自分の生活習慣を振り返ってみてください。 ・睡眠はしっかりとれていますか？ ・身体に疲れは残っていませんか？ ・食生活は偏っていませんか？栄養バランスはとれていますか？ ・仕事や家事が忙しく、運動不足になっていませんか？
当たり前なことばかりですが、十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動は私たちにとってとても大切で、自然な排便を促してくれます。 そして、何よりもお伝えしたいのが「言いたいことをため込まない」です。 人の身体は不思議なもので、ネガティブな気持ちやストレスをため込むと身体も影響を受けてしまいます。 ストレスをため込まないように、自分の気持ちに意識を向けるだけでも違います。 自分の心と身体を労わる時間は大切です。ほんの少しでもいいので、そんな時間を作ってみてくださいね。 あなたの便秘が少しでも改善され、楽しい毎日が送れますように！