もう覚えてないくらい以前からちょっと油断すると、気がつけば2〜3日出ていないということの繰り返しでしたが、深刻な症状になったのはここ3年ほどです。以前は単純に便意もないような便秘だったのですが、最近の私は「したいのに出せない」という症状になってきました。どうも肛門の出口辺りで硬い便が居座ってしまって後から来た便を通せんぼしてしまっているという感じです。きっかけはよくわからないのですが、元々水分をあまり多く摂るほうでなかったということもあるでしょうし、人より胴が長いのがコンプレックスなので、もしかしたら腸も長いのかもしれません。さらに父親がS字結腸癌で亡くなっているので、遺伝的にも便がつまりやすいのかもしれません。

あまり深刻な状態の時は薬に頼ったり、自分で“摘便”をしたりしますが、毎日心がけていることは、毎朝起き抜けの水分補給と便秘解消体操です。便秘解消体操はずっと前にテレビでやってたものですが、両手を体に沿うようにで左右にブルンブルン振り回してみたり、仰向けに寝て、腸を上⇔下＆輪を書くようにに刺激したり、上から下に便を押し出すように押さえて行きます。そして朝食には必ずヨーグルトとバナナは欠かしません。運がよければその後まもなく便意を催すのですが、それがない時は犬の散歩後や家事の途中喉が渇いたら炭酸水を飲みます。仕事がある日はそうゆっくりもできませんので、ここまでして出なければあきらめますが、休みの日は用事の合間にコーヒーとチョコレート菓子を少しつまみます。するとにわかに便意が出てくるのです。

便秘は美容面だけでなく、ほっておいたら最終命にも関わる深刻な問題です。かと言って、薬にばかり頼るのも体のためには良くありません。ですからなるべく「クセ」にしないことが大事です。毎日自然なお通じがあるように、意識をして生活しましょう。水や体操も効果がないわけではないですがやはり一番大切なのは、バランスのとれた食生活だと思います。便秘解消イコール食物繊維というイメージが強いと思いますが、食物繊維も大量に摂ればよいというわけではなく、摂りすぎると逆にお腹がゆるくなったりしますから、やはり何事もほどほどが大事です。日々バランスの良い食事と規則正しい生活の中で、ストレスをためないようにリラックスして暮らしていれば、不思議と便通も自然と生活の一部として当たり前にあるはずです…と、自分にも言い聞かせて日々過ごしております。