子供の頃からあまりトイレに行かないタイプで、「つらくないから便秘じゃない！」と思ったまま２０代へ。仕事でほぼ丸１日トイレに行けない状況と、病気を併発して強い薬に頼らざるを得なくなると、副作用でお通じにも異常が出て、それが当たり前になりました。

定番ですが、仰向けに寝転がります。両足を曲げて、膝を抱きかかえてそのままの姿勢で６０秒。利点はなんと言っても体力を使わない、お金がかからない、面倒な準備がいらないの３点。毎日寝る前に継続するのが効果的ですが、トイレに行ってなんとなく残ってしまった感がある時。あと少し頑張ればスッキリ全部出てくれそうなのに！そんな時にはトイレで粘らず一旦外へ出ます。寝転がって膝を抱えると、腸の中には出てこない頑固なお通じが居座っているので息が苦しいほどの圧迫感があります。何度か深呼吸をしながら、ぐーっと足を寄せたり力を抜いたりします。その時、胸ではなくお腹を膨らませたり凹ませたりすることを意識すると効果がアップします。

やれることは全部やってきたけど、頑固は万年便秘は解消されない！何をやっても無駄なんだと諦めたくなるかも知れません。でも、もしかしたら評判のいい対策方法があなたの体質には合っていないのかも知れないし、マンネリ化していて正しく実践出来ていないのかも知れません。「これをやればきっと解消するはず！」「これが効果的なはず！」と思うとお腹に力が入ってしまいます。身体は本来、柔らかでしなやかなものです。出なくて硬くなってしまったお通じが、あなたの身体、腸も硬く縮こまらせてしまっているかも知れません。なるべくリラックスを心掛けて、ゆっくり深呼吸をしながら、腸が柔らかく動いて便をゆっくりと押し出していくイメージを心掛けましょう。