妊娠中に貧血になったため、病院で鉄剤を処方され飲み始めたのが私の便秘のきっかけです。それまで毎日出ていたものが、鉄剤を飲み始めると便が硬く黒くて出にくくなりました。出たとしてもウサギのフンのような小さくコロコロとした便で、スッキリしませんでした。

私の便秘に効果があったのは、とにかく水分を取ることです。普段は意識せずに飲んでいましたが、便秘に悩み始めてからは、アラームを３０分おきに鳴るようにセットして、鳴るたびにコップ一杯の水を飲むようにしました。すると、ほぼ毎日これまでのような柔らかい便が出るようになりました。「妊娠中は便を毎日出さないとつわりが重くなる」と医師に言われ、出ない日があれば処方された下剤を飲んでいました。しかし、下剤より水をたくさん飲む方が効果があったように思います。 水も下剤も効かない場合、私の最終手段は「少し寒い恰好をする」です。もともとお腹が冷えるとトイレに行きたくなる性質を利用して、少し肌寒いくらいの服装をしていれば、次第に便意をもよおします。

便秘の苦しみは日常生活のあらゆる場面に影響してしまうので、とても悩ましいものだと思います。長く苦労されている方もいらっしゃるでしょう。便秘の原因は人それぞれ異なるのかもしれません。体質や生活環境などの違いで、一概にこの方法が効くとは言い切れません。少しでも苦しみを軽くするために、いろいろな媒体から便秘予防に効果的とされる方法を情報収集したり、体験者に改善方法を聞いたりして、自分に合う方法を探すのがいいと思います。 一般的には便秘体操がいいと聞きます。私の場合は「水をたくさん飲むこと」と「少し寒い恰好をすること」だけでも改善できましたが、体操やお腹や肛門周りのマッサージなどは腸に直接働きかけられるのでいいかもしません。 いろいろな方法を試して、少しでも楽になるように頑張ってください！