元々快便体質ではなく、物心ついた頃から3日出ないのは当たり前でした。就職して、日々のストレスが増したことに加え、仕事の為に自分のタイミングでトイレに行けないことが続き、さらに体質が悪化。一週間出ない、出てもコロコロ状態という慢性便秘症になってしまいました。

慢性的な便秘症で、食べ物や生活習慣を改善してもなかなか症状はよくならず、常に悩んでいた頃。子どもを授かり、妊娠をきっかけにさらに症状は悪化するばかり。食欲減退や腹痛など日常生活にも支障が出てきたため、担当の産婦人科医に相談したところ、「酸化マグネシウム」という薬を処方されました。この薬は腸内に水分を引き寄せて、便を軟化増大させ、その刺激で腸の運動を活発化させます。安全性が高く、耐性もつきにくいので広く処方されているそう。小さな丸い錠剤で自分の症状や体質に合わせて、飲む量を調整できます。はじめは飲む量とお腹の調子の様子を見ながら薬を足したり減らしたりして、現在では私の場合夜3錠飲めば毎朝すっきり排便できるようになりました。従来の便秘薬に比べ、腹痛も無く、効果も薄れていないので私の体にはぴったりマッチしていたようです。この薬との出会いを境に長年悩まされていた便秘症から見事解放されました。

便秘で悩まれている方はみなさんいろいろな方法を試されている人が多いと思います。私もその1人でしたが、長期間実施するのが難しかったり、効果が薄れてしまったりするものが多く、根本的な解決には至りませんでした。しかし、私の場合お医者さんに相談することで道が開けました。もし本気で便秘症を治したい！という方はメディアの情報だけでなく、医療機関でしっかり自身の症状を診て対処してもらうことが一番効果的だと思います。また、薬局で下剤を買うよりもお医者さんで処方してもらうことで自費負担も少なく済み、継続して第三者が自分の症状を診てくれるということもとても良い点です。よいお医者さんと巡り会えるかどうか…は運次第ですが、近所にいい病院が無ければ、今はネット上に病院の口コミもありますので、その情報を元に自分にマッチしたお医者を探すのも手です。便秘症の人は多くいますが、その症状も原因も十人十色。自分に合った対策を第三者をまじえて真剣に考える、これが便秘症に一番効果的な方法と言えるでしょう。