便秘に効くのは腹筋だった!便秘に効果のある腹筋方法とは?
- 2016.02.26
- 便秘解消マッサージ・運動
- 1394view
便秘になりやすいのは腹筋が足りないからだということはよく言われることです。
腹筋を鍛えることによって便を押し出しやすくなり、便秘解消につながるというのは筋の通った話でしょう。
便秘に効く運動として腹筋運動がありますが、その方法を正しく行うことが大切です。
原因を考えて腹筋を鍛えることで便秘を改善
便秘に効く運動として最も有名なのが腹筋運動です。
便秘に悩まされる人の多くが腹筋を鍛えて便秘を解消しようと努力していますが、それはなぜでしょうか。排便をするときいはお腹に力を入れるため、そのときに腹筋が関わっていることは確かであり、その力が足りていないから便が出にくいというのが最もわかりやすい説明でしょう。
しかし、さらに重要なのは普段の腸の蠕動運動を促進するのにも腹筋が関わっているからです。腹筋運動を介して腸の筋肉も動かされることになるため、その刺激を受けて蠕動運動が行われやすくなります。
そういった効果もあるからこそ腹筋運動が便秘の改善につながると期待できるのです。
やり方次第では失敗してしまう腹筋運動
腹筋運動は便秘に効く運動ですが、そのやり方次第では便秘を悪化させてしまうことがあります。
運動そのものは腸への刺激になるものの、日常的にその刺激を与え続けられるようにならないと抜本的な便秘の解決にはつながりません。
そのために必要なのは腹筋の柔軟性であり、柔らかくしなやかな腹筋を作ることが大切になります。固くて締まった筋肉はかえって蠕動運動を妨げてしまうことがあり、それが便秘を悪化させてしまうことがあるのです。
柔軟な筋肉をつける腹筋運動のやり方
しっかりと筋肉を大きくしようという基本的な筋肉トレーニングの考え方で腹筋運動をするのは硬い筋肉を作ってしまいがちです。
便秘に効く運動として腹筋運動をするにはゆっくりとした動作で軽い刺激を与えるというイメージをもって行っていくことが大切です。
膝を90度程度に曲げて仰向けになり、手を頭の後ろで組みます。そして、頭を起こしておへそが見える状態までゆっくりと起こし、10秒から15秒ほど止めて、またゆっくりと元に戻します。
この腹筋運動を10回繰り返すことを毎日行っていくと腸の蠕動運動を助けられる柔軟な腹筋を作ることができるでしょう。
できる限りリラックスして行う必要があるため、つらいうちは回数を減らしても時間を短くしても構いません。
毎日続けていくことを優先して気軽に取り組むことが大切です。