便秘でお腹が痛くなる原因と対処法
- 2016.02.27
- 便秘に関する豆知識
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便秘になるとよくお腹が痛くなってしまってしまう人がいます。
長続きするほど苦しめられることになってしまう人が多く、便秘で腹痛になると夜も眠れないという人もいるほどです。
日頃のストレスの原因になってしまわないように原因を探って適切な対処をとって痛みをとれるようにしましょう。
便秘で腹痛になってしまう原因と対処の基本
便秘で腹痛になるというのはよくあることではあるものの、小腸や大腸といった消化器官そのものには痛覚がありません。
そのため、便秘で腹痛を感じてしまったときというのは基本的にはそれが周辺の身体の組織に刺激を与えてしまっているというのが典型的なものです。
便がたまってしまっていることが引き金となってそれが周りにまで影響してしまっていると考えると深刻な事態ともいえるかもしれません。
基本的な対処となるのはその周囲の身体の組織に刺激を与えてしまっている原因を取り除くことであり、その症状から適切な対処法を選ぶことが大切になります。
便秘で最も多いガスが原因の腹痛
便秘で腹痛になってしまった際の原因として最も多いのが、腸内にガスが溜まってしまってそこが膨れてしまい、それによって周囲の組織に刺激があって痛みになっているというものです。お腹が張っている感じが強いのが特徴です。
腸に硬くて密な便がたまってしまっていて、そこでガスが発生してしまって逃げ道がなくなってしまっている状態であり、こうなってしまうと、ただ待っていても解消せず、むしろガスが増えて悪化してしまうリスクがあります。こういった時の対処法は二つです。
無理に食事をして物を詰め込んでしまわずに水を少し飲んで便が動くのを期待するというのが一つです。
もう一つがお腹のマッサージであり、おへその少し下を中心として、のの字を書くようにしてマッサージすると便がほぐれて痛みが解消されてくるでしょう。
危険性もある便秘の腹痛とその対処
お腹に張りがあまりないのに腹痛があるというときには少し深刻な事態を考えなければなりません。
物理的に周りの組織を刺激してしまう要因がないからであり、それでもなお痛いというからには便秘が直接の原因ではないこともあるからです。
ストレスが原因であることもありますが、深刻な疾患があることもあります。
腸閉塞や腸のがんとなっている場合には、それによって便秘が引き起こされている場合があります。速やかに医師を受診して診断してもらうのが安全策です。