そのニキビは便秘が原因かも?しつこいニキビは腸内環境の見直しを!
- 2016.10.12
- 便秘に関する豆知識
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ニキビは肌の皮脂が多いことが原因だと思われていますが、全ての原因がそうではありません。
どれだけ肌の皮脂対策を行っても肌の状態が改善しない場合には、便秘が原因となっているものもあるのです。
なぜ出来てしまうのか
ニキビは皮膚を守るために分泌されている皮脂が毛穴をふさいでしまい毛穴が詰まってしまうことで出来てしまうのですが、これは思春期までの皮脂の分泌量が多い時の事です。
大人になるとホルモンバランスなどが影響して肌のトラブルを引き起こしてしまいます。
特に腸内環境の悪化は肌だけではなく身体中に大きな影響を与えると言われています。
便秘が肌荒れを引き起こす?
本来、便は身体にとっては不要なものなのですぐにでも排出したいものです。しかし便秘になってしまうといつまでも老廃物が身体の中にとどまっていることになるうえ、体温によって常に温まっているのでガスが発生します。
また大腸は便から水分を吸収し続けてしまうので、老廃物から出たガスや水分は行き場をなくして最終的に血液に吸収されて身体中を巡るようになってしまいます。その老廃物は自律神経のバランスを崩したり肩こりや倦怠感を引き起こすなど身体に悪影響を及ぼします。
身体は老廃物を排出したいのですが便としては排出できないため、毛穴から身体中を巡っている老廃物を排出しようとします。これが便秘になると肌荒れやニキビを引き起こしてしまう原因なのです。
また、便秘になって腸内環境が悪化すると、腸内の善玉菌が作るビタミンが不足してしまう可能性があります。皮膚の新陳代謝に欠かせないビオチンも善玉菌が作っているため、腸内環境の悪化で肌荒れが起こってしまう原因になってしまいます。
便秘の改善がニキビを減らすカギ
どんな肌荒れ改善方法を行っても効果が見られないという人で便秘体質の人は、便秘を解消しましょう。
特に女性に多いのは水分が不足してしまっていることです。水分が少ない便は大腸でさらに水分を吸収されてしまうため固くなり、排出されにくくなってしまいます。
また、適度な運動や食生活のバランスを整えることも重要です。
腸内環境を整える効果が期待できるサプリメントを利用するのも良いでしょう。
特に大人になってくるとストレスが大きな要因となっていることが少なくありません。ストレスを解消する方法はその人によって違いますが、規則正しい生活を送りしっかりと睡眠をとることも重要なポイントとなります。