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消化されないとうもろこしと腹痛の関係!便秘解消できないのはこんな人!

「とうもろこしを食べるとお腹が痛くなる」という話をよく聞きます。原因が体調不良によるものなのか、根本的に体質と合わないのか、不安になる人も多いようです。

その一方で「とうもろこしは食物繊維が豊富なので便秘の解消に効果的」という意見もあります。実際にとうもろこしで便秘を解消できたという口コミも多く存在します。

どうしてとうもろこしは人によって効果がバラバラなのでしょうか?その理由と、とうもろこしで腹痛になってしまう人向けの食材をご紹介します。

とうもろこしの皮は不溶性食物繊維

「どうしてとうもろこし(コーン)は消化できないんだろう?」という疑問があります。これはとうもろこしの皮がセルロースという繊維質でできているからです。

セルロースは人間の胃酸では消化することができない物質です。
草食動物である牛や馬などはセルロースの消化酵素を持っていますが、人間にはその消化酵素がありません。
ですから、体調が良い・悪い、健康・不健康に関係がなく、人間はとうもろこしの皮を消化することができないのです。

食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維に分けられ、それぞれ異なった働きをします。
不溶性食物繊維は主に便の嵩ましとして働き、胃や腸ではほとんど消化されません。ダイエットの時など、摂取する食品の量が少なくて便秘になりがちな時には効果的ですが、大量に摂取すると体内の水分を吸収して膨らみ、かえって便秘の原因にもなってしまう特徴があります。

セルロースは不溶性食物繊維を代表する成分です。
野菜の固い皮の主要成分で、日本人が1日で摂取する食物繊維の約80%がセルロースだと推定されています。

特に「とうもろこしだけが消化されていない」と感じるのは、恐らく小粒な為に十分に噛み砕かないうちに飲み込んでしまっている事、目に付きやすい黄色い色素などが考えられます。

とうもろこしでお腹の調子を崩すのはこんな人

慢性的な便秘を患っている人には、とうもろこしはオススメできません。
便秘解消を目的として摂取すると、体内にある便を圧迫し、さらに溜まった便が他の臓器を圧迫するので腹痛を起こす可能性があります。

体質的に胃腸が弱い人、お腹の調子を崩しやすい人にも向きません。
とうもろこしの不溶性食物繊維は膨張することで胃腸を刺激し、蠕動運動を促します。しかし、胃腸が弱いとその膨張による刺激や蠕動運動を「お腹がゴロゴロする」「お腹が張って痛い」と感じてしまう場合があるのです。

特に、女性や高齢者などで胃腸周辺の筋力が足りない場合、膨らんだ不溶性食物繊維は排泄されずに腸内に残留し、便秘が悪化する原因になってしまいます。

このような場合は、水溶性食物繊維と水分を多く摂取することが便秘の解消・予防に重要です。

水溶性食物繊維に頼ってみよう

リンゴなどの果物に多く含まれるペクチンやチアシードなどに含まれるグルコマンナンなど水溶性食物繊維は不溶性食物繊維と異なる働きをします。(註:グルコマンナンはこんにゃく芋に含まれますが、それを固形化した食品の「こんにゃく」は不溶性食物繊維に含まれます)

水溶性食物繊維は腸内で固くなってしまった便を柔らかくすることで慢性的な便秘に効果的です。
特に便秘が原因と思われる吐き気や腹痛の不快感が強い時に下剤や不溶性食物繊維で腸を刺激すると症状が悪化する場合があります。その場合はすりおろしたリンゴなど、水溶性食物繊維が多く含まれる食品を消化・吸収されやすい形状で摂取すると楽になる事があります。

また、水溶性食物繊維そのものが腸内の善玉菌の餌になるので、腸内環境を整えて便秘を予防・改善していく効果もあります。

食品に水溶性食物繊維が含まれているかどうかは「粘り気があるか・ぬるぬるしているか・ジューシーか」という3つのポイントを確認すると良いです。
水溶性食物繊維を多く含む食品は粘り気がある野菜や水分が多い果物です。納豆やなめこ・オクラ・わかめ・もずくなどに見られるぬるぬるとしている部分が水溶性食物繊維で、それをなるべくゲル状のまま腸へと届けることにより、水溶性食物繊維による便秘解消効果が見込まれます。

オススメはリンゴなど果実に多く含まれるペクチンです。
水溶性食物繊維としての効果に加えて、コレステロール低下作用があると言われています。ペクチンが含まれる食品によってはアルコール緩和作用もあるという研究報告もあります。

ペクチンは食事と同時に摂取することで血糖値の上昇とインスリン分泌を抑制されたことも確認されています。
ペクチンは冷やすと甘みを増す特徴があるので、普段の食事に果物をプラスするだけでも十分に便秘予防・改善を期待できるでしょう。

便秘解消には水分摂取も重要

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維は2:1の割合で摂取することが理想的だと言われていますが、日常生活でそれを常に意識することはなかなか難しいでしょう。
納豆やオートミール、果物は比較的2:1に近いバランスで食物繊維が含まれているので食事の際に意識をしてみると良いかもしれません。

また、便秘の改善には水分も重要です。

不溶性食物繊維も十分な水分があれば宿便の排泄に効果的な働きをします。
便秘の改善を考えると胃腸の環境改善や食物繊維の摂取を先に考えてしまいがちですが、水分の摂取もきちんと行いましょう。
便の中に含まれる水分が不足すると当然便は固くなり、排出が苦しくなります。また、固すぎる便は切れ痔などの原因にもなる為、便秘の改善・予防に水分の摂取はとても重要だと言えます。

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