毎日排便がないと便秘だと思ってしまう方がいますが、そうではありません。便秘だというのは、どういう状態のことを言うのでしょうか。
また改善しない場合にはいつ頃病院に行ったらよいでしょうか。

便秘の目安

便は毎日出るのが理想的ではありますが、その人のペースがありますので、必ずしも毎日出ないという人もいるでしょう。
小さなころから二日に一回しか出ないという人は、そういうペースなのかもしれません。
二日に一回しか出なかったとしても、お腹が痛くなかったり、不快感がないようであればそれでもいいと言えます。

しかし毎日出ていた人が全く出なくなってしまうと、便秘を疑うようにしなくてはなりません。毎日出ていた人が、3日も4日も出ないとなると、かなりの苦しさを味わってしまう事になるでしょう。
お腹が苦しくなってくると、仕事にも集中できませんし、食欲も落ちてしまう事になります。

いつもよりも排便回数が少なく何日も続くようであれば、便秘だと言えます。

自分なりに改善の努力

便秘と自分でわかったのであれば、どのようにすればいいのでしょうか。
自然に出るのを待つという事も出来ますが、一度出にくくなってしまうと、自然の力を待っていても出てくれない事もあります。

スムーズに排便できるようにする為にも、ストレッチをしたり、繊維の多い食事をするようにしたり、水分を多めに取るなどの対策をしていく事です。

そうすることで、病院に行かなくても排便が出来ることもありますので、自分なりに改善が出来るよう努力をしてみましょう。

病院に行く時期

自分なりに努力をしてみたものの、まったく便意をもよおすことがないのであれば、病院に行ってみるようにした方がいでしょう。
病院に行く時期としては、便が出なくなってからの日数が一週間程度になったら行ってみるべきです。

しかし一週間という日数を目安にしていたとしても、、あまりにも強い腹痛が起きるような時には、日数は気にせずに病院に行く事です。
強い痛みがあるというのに、まだ数日しかたっていないから病院に行かないというのはよくありません。
症状が酷いのであれば、早めに病院に行くべきなのです。

病院に行くことによって、その痛みが便秘によるものなのか、それとも他の病気によるものなのかも判断してもらえます。
便秘だと思って病院に行ったのに、他の病気が隠れていたという事も考えられますので、病院に行くことは必要です。

病院で便秘だと診断されれば、薬などを処方してもらえるでしょう。
処方された薬は用法通りに飲むようにしなくてはなりません。
それでも改善がされない時にはもう一度病院に行くようにして、判断を仰ぐようにしましょう。