座薬がいちばん!?座薬の効果や効くまでの時間など
- 2016.04.16
- 便秘薬の選び方や使い方
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便秘になるとお腹にガスがたまり、お腹が張ってくる、そして食欲がなくなり、食べないので、また便秘が持続する…。
どんどん悪循環になっていきますね。
そのためにできれば早いうちに改善させたいという人は少なくありません。
しかし便秘の薬はいろいろあるけれど、実際内服をすると、お腹が痛くなってしまい、下痢になる、便秘と下痢が交互に繰り返して身体的に辛いということもあります。
そんな時におすすめなのが、座薬です。
レシカルボン座薬を挿入する
便秘で病院に行くと、座薬を処方されることも少なくありません。
なぜなら、座薬の効果はすぐに表れることが多いのですが、あまり下痢などの副作用は見られません。
下痢にならないので、子どもや高齢者も脱水になりにくく安心です。
また肛門が便秘のために痛いという人も座薬は低刺激ですし、痛みの発生原因にはなりません。
座薬を挿入するのは難しいという人もいますが、しっかり手袋をして自分の肛門に押し込むようにするとすんなり入っていきます。
また挿入時にはワセリンや潤滑油を付けて、肛門か入りやすくすることが大切です。
また浅すぎると出て来てしまう可能性があるので、指が第一関節くらいまで入るように押し込みましょう。
口からゆっくり息を吐きながら押し込んでいくと抵抗なく挿入できます。
効果はどれくらいででるの?
挿入をしてから約5分くらいで溶け始めます。
そうすると便意を感じる人もいるのですが、挿入をしてからできれば最低15分は我慢しましょう。
なぜなら完全に溶けるまでにそれくらいの時間を要するからです。
そして15分くらい我慢できたら、今度はトイレに移動しても構いません。
もしそれ以上我慢できる場合には、我慢した方が効果がより期待できます。
副作用はあるの?
薬なので副作用はもちろんあります。
しかし便秘薬の時のような下痢の症状は少ないといってもいいでしょう。
時にある副作用は、直腸に直接薬を入れるので、血圧が下がることがあるということです。
この場合は、気分不良などが見られます。
血圧が下がった場合は、臥床してゆっくり過ごすことにより回復をさせることが出来ます。
また薬の周りにはコーティングがされているのですが、それが皮膚にあわずかゆみが出るということもあります。
またひどい場合には発赤が出ることもあります。
しかしほとんどの場合は定期的な使用ではなくて頓服使用なので、すぐに改善することも多いので、そのまま様子を見ましょう。