知らないと怖い便秘薬の副作用!薬に頼らない便秘改善のすすめ
- 2017.04.08
- 便秘薬の選び方や使い方
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健康に関する悩みというのは様々ですが、便秘で悩んでいるという方は非常に多くいらっしゃるのではないでしょうか。
もう何をしても治らないからと、定期的に便秘薬を飲んで半ば無理やり排便しているという方も少なくないと思いますが、実はそうした薬にはあまり知られていない副作用があるということをご存知でしょうか。
そんな便秘薬の怖い副作用を説明しながら、どうやったら薬に頼らないで便秘を解消できるのかということを紹介していきたいと思います。
意外と知らない副作用
まず代表的なのが、腸を刺激したことによる腹痛や吐き気、下痢、食欲不振などです。
便秘薬には様々なタイプがありますが、これはすべてのタイプに当てはまるものです。
これだけでなく、薬の種類が体質に合わない場合には、腸閉塞や心不全、虚血性大腸炎といった重篤な病気になる可能性もあるのです。
ですから、どうしても薬に頼らなければいけないという場合には必ず医師や薬剤師に相談して自分に合った薬を選ぶことが大切です。
薬に頼らないなら、まずは食べ物から
では薬に頼らないでも自然な排便を促すために必要なことといえば、まずは食事の改善です。
便秘の解消といって思いつく食べ物というといろいろありますが、やはり大切なのは食物繊維です。
こういうと、「野菜を食べればいいんでしょ」という方がいますが、そうとは限りません。
食物繊維には水溶性と不溶性という2種類のものがあり、それぞれに作用が異なります。
主に前者は便を柔らかくしてくれて、後者は便のかさを増してくれると言われています。
ですから、この両者をバランスよく摂取することが大切なのです。
一般的に食物繊維が豊富な野菜として有名なごぼうなどは不溶性食物繊維が豊富です。
一方で、水溶性食物繊維が豊富なのがコンブやワカメといった海藻類や、リンゴやミカンなどの果物類です。
これらの食材をバランスよく食べることを心掛けるといいでしょう。
運動もやっぱり大切
しかし、食べ物だけではなかなか便秘が解消されないという方もいるでしょう。
そういう方の中には、実は運動不足である方が多いのです。
自然に排便をするためには、筋肉も必要です。
特に腹筋などお腹や腰回りの筋肉がないと上手く排便することができません。
また、ウォーキングなどで腸に物理的に刺激を与えてあげるということも自然な排便を促すには大切なことです。
食べ物だけでなかなか便秘が改善しないという方は、できるだけ階段を使うようにするなど日常の中のちょっとした運動習慣を見直してみるといいかもしれません。