飲む前に見てください!知らないと怖い便秘薬の副作用って?
- 2016.04.28
- 便秘薬の選び方や使い方
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便秘に悩まされてしまう期間が長くなると、その解消のために薬を飲もうと考えるようになるのも当然です。
その効果も抜群なものも多数ありますが、便秘薬を飲む前に知っておかなければならないことがあります。
それは意外に怖い副作用があるということであり、特に便秘が慢性的に起こる人はそれを知って納得してから飲むようにしましょう。
二つある便秘薬の種類
便秘薬は大きく分けると2つの種類に分類することができます。
一つが腸を刺激することによって便を排出する活動を活発にさせるものであり、何らかの原因によって腸の蠕動運動が滞ってしまっているときには高い効果を示します。
もう一つが便に水分を与えて柔らかくすることによるものです。
腸が蠕動運動をしようにも便が硬くなってしまっていて運動ができないという状況になってしまっているときに有効なものであり、便が柔らかくなったことによって自然な排便を促すことができます。
水分を与える便秘薬の副作用
水分を与えるタイプのものは最終的には自然な蠕動運動を利用して便を排出することができるものの、効果が出てくるまでに時間がかかりがちになります。
しかし、効果の強さも薬によってまちまちであり、強く効きすぎてしまうと軟便や下痢の副作用が起こることがあります。
注意すべき刺激を与える便秘薬の副作用
腸に刺激を与えるタイプのものは自然の蠕動運動によって便を排出するのではないということに注意が必要です。
これによって積極的な便の排出を促すことができるために即効性がありますが、無理がかかるために腹痛を伴うことがあります。
それに加えて怖いのが依存性がでてきてしまうことが多いのです。
たとえ腹痛があったとしても、薬を飲めば便秘が解消できるということが快感に思えるようになってきてしまって、便秘になるたびにすぐに使う習慣ができてしまいます。
しかし、その排便作用は薬によるものであって自然の力によるものではありません。
次第に効果が減弱していってしまって適性用量では効果がなくなってきてしまうことがよくあるのです。
その結果として服用量を守らずに飲んでしまうということもしばしばあることであり、それによって吐き気などの副作用にしばらく悩まされるようになり、それでもなお下剤としての効果が得られないということになってしまいがちです。
水分を与えるタイプのものでもしばしばあるのが依存性であり、便秘薬を飲む上では最も注意が必要なものです。