便秘は放置せず早めの対策を。慢性化した便秘はがんの要因にも!
- 2017.03.29
- 便秘「基本のき」
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身体の不調はだれでもいやなものですが、人にあまり言えない悩みに、便秘があります。
便秘の悩みは実は女性にとくに多い悩みですが、人に簡単にいえないということがあります。
便秘は体に悪影響
便秘といってもいつのもことだとあまり深刻にとらえない人もいますが、放置しておくことは危険です。
便秘が続くことによって腸の中に毒素がいつもたまっている状態になっていますが、あまりにもたまると毒素が血液中に流れることになります。
これによって体に悪影響になります。
さらに、便が腸にたまりすぎると腸閉塞になったり大腸の中に腫瘍ができることもあります。
腫瘍が良性ならいいのですが、ひどくなると悪性になることもあります。これががんです。
ですから簡単に便秘程度と軽く思わないほうがいいのです。
薬に頼りすぎても危険
ただつらい状態をなんとかしようと思って、薬に頼っている人もとても多いです。
便秘薬は即効性のあるものも多いので、簡単に使用してしまいがちです。
たしかにおなかが軽くなったりガスがなくなったりして重宝するものですが、それに依存しすぎることは危険です。
なぜなら、薬に頼りすぎると、自分の腸が動かない腸になってしまうのです。
便というのは大腸の蠕動運動が繰り返されることによって肛門に押し出されてでるものです。
でも薬に頼る生活をしてしまうと、自分の腸で動かなくてもいいと思い込んで自力でだそうという動きができなくなってしまうのです。
ですから便通をよくするために、食事を改善していったりして自力で便通をよくする必要があります。
運動をして自律神経を整える
その方法ですが、まずは食事です。
食物繊維をとったり乳酸菌をとることで、大腸の働きがよくなることはよくいわれていることですが、そのほかにとくに大切なことは適度な運動です。
それも大腸や腰回りを動かすようにする運動を取り入れることが重要です。
ただいままで運動をやってこなかった人がいきなり運動をするのは大変だという人もいます。
そういう人は、腸をもむ運動をいれたり、簡単なストレッチをするだけでも効果があります。
さらにはヨガもいいです。
ヨガは自分の深い呼吸をしながらポーズをとっていくことですが、ヨガによって自律神経を整えていく働きもあります。
自律神経と腸の動きというのは密接に関係があるといわれています。
自律神経を整え穏やかな気持ちになることも便通にはとてもいいのです。
食事や生活、運動などをして便秘改善をすることで体調もよくなりますしがん予防にもなります。
がんが他人ごとではない現代において便秘は軽く考えないほうがいいのです。