毎日排便があっても便秘かも!便秘の症状とは
- 2016.02.21
- 便秘「基本のき」
- 1362view
毎日排便があるから私は便秘とは無縁!と思っておられる方いませんか?でも実は毎日排便している方でも便秘の方がいるんです。
便秘の症状とはどんなものでしょう。
便がかたくてコロコロしていたり、量が少なかったり、残便感があります。
なので言い換えると、毎日排便がなく、数日に一度しかなかったとしても、便の状態が良くて、排便後残便感がなくスッキリとしているなら便秘ではありません。
また、他の便秘の症状として、お腹がポッコリ出てしまったり、お肌が荒れてしまったり、膨張感があったり。なので、便秘とは排便の回数と関係があるわけではないんです。
そもそも便秘ってなんで起こるの?
ひとえに便秘と言ってもいくつかの種類があります。腸の働きが弱くなった結果、便がうまく運ばれなくなってしまう弛緩性便秘。
便意があるのに我慢を繰り返し、便秘になってしまう直腸性便秘。
ストレスなどが原因で腸が痙攣したような状態になってしまい、便秘と下痢を交互に繰り返す痙攣性便秘などです。
また、大腸がん、子宮筋腫や卵巣嚢腫などによって、腸が圧迫されたり閉鎖されてしまう結果起こる器質性便秘もあります。
便秘はなぜ身体に悪いの?
便秘とは、腸内に便が長期間たまっている状態。便をエサとするクロストリジウムなどの悪玉菌が増えて、腸内細菌に悪い影響を与えます。
そして、発ガン物質、硫化水素、アンモニア、などの有害物質が発生し、それらが腸壁から吸収され、血液中に入り込み身体全体をめぐってしまいます。
なので、肌荒れはもちろん、他の様々な病気を引き起こす可能性があるのです。
便秘の症状が出たらできること
まず、食べたものが消化され排便されるまでの時間が24時間と言われています。
便の水分量は約80%。しかし、腸内にとどまる時間が長いほど水分が失われ、便が硬くなり、排便しにくくなっていきます。なので、1日一回の排便が理想ですね。
そして、便秘には食物繊維とよく言われている通り、食物繊維は善玉菌のえさになり、水分を吸収してスムーズに排出されやすい便を作ってくれるので、食物繊維を摂るように心がけましょう。
またヨーグルトや乳酸菌飲料を摂り、ビフィズス菌や乳酸菌を腸に届けてあげましょう。運動も腸の働きを良くし便を出す筋肉も付けることになるので大切です。
美肌&ダイエットは多くの女性が気にかけるもの。便秘はその美肌とダイエットの敵!!
便秘の症状が現れたら、一刻も早く手を打ってキレイな身体を手に入れましょうね。