こんな症状があったら危険!知っておきたい便秘の症状
- 2016.03.09
- 便秘「基本のき」
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便秘はお腹の張りができてしまって苦しいという程度で済む人も大勢います。
おならも出て、ときどき便が出るという人はそれほど深刻ではないものの、腹痛を伴うようになったり、下痢や吐き気を伴うようになることもあります。こういった際にはともすると命にかかわるような事態にもなりうることが知られています。
便秘に対して正しい理解をして症状によっては病院へ行くことも考えたほうが良いでしょう。
腹痛から吐き気を伴うようになる便秘
便秘になるとお腹が張ってくるというのが症状として初期に感じられるものであり、それによってしばらくお通じがなかったことを思い出す人もいるでしょう。その程度のタイミングでお通じがあればあまり支障を感じないのが事実です。
しかし、その状態が続くと腹痛を生じるようになるのが一般的です。
こういった状況が慢性化してしまうとしばしば別の症状も伴うようになってきます。
その典型的なものが吐き気や頭痛であり、便秘が原因で起こる症状として典型的なものです。これは、腸の中に溜まってしまった腐敗ガスがお尻から外に出て行くことができず、血液を介して脳にまで届いてしまっていることが原因です。
この状態が続くと血液の状態が悪くなって全身状態が悪化する一方になる危険性が高く、お通じの兆しすらないときには積極的な治療が望まれる状況への入り口です。
下痢を伴った症状になる原因となるもの
下痢を伴うケースもしばしばあるのが便秘であり、その繰り返しになる場合があります。
その原因としてしばしばあるのがストレスです。
ストレス社会と言われる現代を生きていくとどうしてもプレッシャーを受けながら仕事をすることも多く、やりたくないことをいやいややらざるを得ないこともあります。そういったストレスが体調に自律神経系に支障を生んでしまい、多様な症状を引き起こしてしまうということが多くなってきています。
腹痛の原因がそもそもストレスであるということもあるため、自分の社会生活を見なおしてみることが大切でしょう。
下痢や吐き気以外にもある多様な症状
便秘が別の病気によって起こっているという可能性も否定してはならないものであり、その場合には多様な症状が見られます。
血便がある場合には大腸がんや直腸がんを疑った方がよく、女性で下腹部にしこりがある場合には子宮筋腫が可能性としてあるでしょう。また、妊娠によって起こることもあるため、心あたりがある場合にはそのチェックをしてみることが大切です。