毎日お通じがある人でも要注意!便秘の可能性も否定できない
- 2015.12.31
- 便秘「基本のき」
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毎日お通じがあるからと安心している皆さん。
若い頃ならまだしも、ある程度の年齢になると、『毎日お通じがある=便秘ではない』とは言い切れないようになります。
排便後に、まだ便が残っているような感覚がある人は、便秘である可能性は高まります。
今回は、毎日お通じがあったとしても、便秘の可能性が高い人の特徴をご紹介します。
毎日お通じはありますか?
毎日お通じはありますか?
便秘に悩まされていませんか?
便秘は体の不調を招くだけではなく、腹部の不快感を伴うものです。
そんな便秘のおかげで、イライラが止まらない人もいることでしょう。
一般的な便秘は、便が詰まって出ない状態であり、お通じがあるのであれば便秘ではないと扱われます。
しかし、毎日お通じがあっても便秘の人は、実はたくさんいるそうです。
毎日お通じがあるのに・・・。
年齢を重ねると、どんどん筋肉が衰えてきて、筋肉を思い通りに動かすことができずに、便を出す力も弱まります。
便を出す力が弱まると、お腹にたまった便を綺麗に出しきることができずに、常に残った状態になるそうです。
排便をしてから、なんだかまだ便が残っているような気がする人や、違和感を覚えるような人は、もしかすると便秘なのかもしれません。
ちなみに、毎日お通じがあるのに便秘になってしまう人の中には、排便後すぐにトイレから出てしまう人も含まれます。
ゆっくりトイレに座っているとまだ出たのに、すぐにトイレから出てしまうからこそ、便を出し切ることができずに残ってしまう。
この様な人も少なからずいるようなので、普段からトイレにいる時間に関しても、少し注意はしていきたいところです。
便秘が進行すると
便秘が進行すると、お腹の中で便が極度に硬くなり、出すに出せないような状態にもなります。
また、大腸癌を発症しやすくもなるので、軽度の人の場合は、単なる便秘と甘く見てしまいがちですが、便秘は進行する前になるべく早く解消するに越したことはありません。
その為には、普段から適度な運動を取り入れていくことも、欠かせません。
食生活や水分不足といった、便を作る上での基本的な部分を整えていくのも大切ですが、出しやすい環境を作ってあげることだってとても大切なことです。
便秘がひどくなって貧血を起こし、救急車で運ばれる人もたくさんいるので、便秘は年齢とともに悪化傾向にあるものだと理解して、普段から便秘の改善を行なっていきましょう。