便秘を治したいなら。便秘のときにしてはいけないこと
- 2016.05.22
- 便秘「基本のき」
- 1447view
便秘をしてしまうというのは女性に多いものであり、日々悩まされている人も少なくありません。
何とかして治したいというときにはしてはならないことというのがあります。
女性だからやってしまいがちなことであるからこそしっかりと理解して、治すことを優先したいときは我慢することが大切です。
便秘を治したいときに最もやってはいけない便意の我慢
便秘が女性にとって多いものである理由として、トイレに行きたいと思ってもなかなか行けないということがあります。
男性だとあまり気にかけない人も多いですが、女性の場合には人付き合いをしている最中にトイレに行くことははばかられるのが当然です。
それがたとえ便秘のときにふいにおとずれてくれた便意であったとしても我慢してしまいがちになります。
しかし、そのタイミングを逃してしまうとまた何日も便意が訪れないリスクがあります。
恥ずかしさがあったとしても我慢してはいけないのが治すことを優先するときの姿勢として大切なものです。
治すためなら諦めるダイエットのための食事制限
ダイエットをして痩せていて美しい体になりたいというのは女性なら誰もが思うことです。
しかし、便秘を治すためだったらそれも断念せざるを得ない面があります。
特に便秘の初期には便の量が足りないために便意が出てこないということになってしまっていることはよくあるのです。
その段階であればまだ便の量が増えるように食事を増やしてあげることによって便秘を治すことができます。そのままダイエットを続けて、かえって下腹部がぽっこりとなってしまっては元も子もないでしょう。
食事制限をしすぎて食べる量を減らしすぎてしまうとそれが原因となってしまうことがあるのです。もしカロリー摂取量を減らしたいなら食物繊維の多いものをたくさん食べるように心がけることが大切です。
お腹が張ってしまってからの野菜の大量摂取
野菜中心の食事はお通じを迎えやすくなるということはよく言われることです。
食物繊維が豊富な野菜をとれば腸の中を掃除してくれるということが知られているからであり、お腹が張って苦しい状態になってしまってから大量の野菜を食べる人もいます。
しかし、それは悪化を招くリスクのあることであると理解することが大切です。
野菜の多くは不溶性食物繊維が豊富であり、これは便の量を増やしてくれるものの、便を柔らかくすることはできません。
既に腸の中身がいっぱいになってお腹が張っているときには逆効果になりやすいのです。
代わりに海藻などに含まれる水溶性食物繊維を摂るとよいでしょう。