何とかしてあげたい赤ちゃんの便秘、正しい対処法とは
- 2016.04.08
- 便秘「基本のき」
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赤ちゃんが元気に毎日便を出してくれるとお母さんも安心ですよね。
逆に赤ちゃんが便を出すことができずに顔を真っ赤にして泣いていると、なんとかしてあげたいといたたまれない気持ちになるものではないでしょうか。
これはもしかして便秘なのではないかと思ったときは、どのような対処法をとれば良いのでしょうか。
ここでは、便秘のときの正しい対処法を紹介します。
本当に便秘なのかを見極めよう
便が数日出ていないとすぐに便秘なのではないかと心配になるお母さんも多いようです。
完全母乳で育てていると、母乳はそのほとんどが栄養になるので、カスになる部分が少ないといわれています。
そのため、毎日便がたまらず、数日おきに出るのがちょうどよいペースであることもあるのです。
一生懸命力んでいたり、泣いたりうなったりしていると便を出したいけれど出せないでいるのではないかと思うことがありますが、力んだりうなっているときは必ず便を出そうとしているときとは限りません。
腹圧をかけるためにうなったり泣いていることがあるので、そのような状態が続いても便が柔らかい状態であれば問題がないということがほとんどです。
便の状態がいつも硬く小さくてコロコロしている、便の臭いがきつい、お腹が張っている、などの症状が見られたときは便秘の可能性が高いので注意が必要です。
食べものを改善しよう
硬く臭いが強い便が続いているときは、粉ミルクを赤ちゃんに与えている人は、母乳に変えることで症状が改善する場合があります。
粉ミルクは便をまとまりやすくする作用があるので、硬い便になってしまうことがあります。
母乳に変えると便が柔らかくなることがあります。
水分が不足しているために便が硬くなっている場合もあります。
水分を与えるときは、ジュースではなく、水やぬるま湯を与えると良いでしょう。
また、食事の量が少なければ便の量が少なくなるのは大人も子供も同じです。
食事の量にも注意が必要です。
運動やマッサージで改善しよう
赤ちゃんも運動不足になると便の出が悪くなることがあります。
運動不足ではないかと思ったときは、お母さんも一緒にできるエクササイズを行うなど親子で体を動かしてみるのも良いでしょう。
気候が良いときは一緒に散歩に出掛けるなどして体を動かすことを心掛けましょう。
赤ちゃんのお腹の周りを軽くマッサージをしてあげると腸の動きがよくなり、便が出やすくなります。
マッサージは親子のコミュニケーションにもなるので定期的に行ってみてはいかがでしょうか。