小学生の頃、よく母の実家に泊まりで遊びに行ってました。母の実家は、その当時は汲み取り式のトイレでした。
汲み取り式のトイレが怖くて、なるべくトイレに行かないように我慢していました。
それがキッカケで、便秘になったと思われます。

1週間くらい便意がなくても、お腹が苦しいと感じることはほとんどありませんでした。
苦しくないので何日も便がでていないことを忘れがちでした。
気づくと1週間くらいでていないということがよくあったのですが、出そうと思っても出るものではないので、薬に頼りがちでした。
薬を飲まなくても出ることもあるので、常に薬に頼っていたわけではありません。
何種類か薬を試したのですが、お腹が痛くなるものもあり、外出の予定がある日には薬を飲めず、薬を飲むタイミングをよく考えていました。
普段の生活でも便秘がちなのに、旅行の時にはさらに便秘になり、旅行中に出ることは皆無でした。特に困ったのは海外旅行の時です。
3、4泊の旅行であれば、あまり気にしていなかったのですが、旅行の期間が1週間を超えるときには困りました。
放っておいてもでないし、かといってださずに旅行を続けるのも気分的によくありません。
同室の友達に、薬を飲んでトイレにこもることを言い、恥ずかしい思いをしたことがあります。
内服薬だけではなく、止むを得ず、浣腸をしたこともあるのですが、誰かに見られているわけではないけど恥ずかしいし、辛かったです。
薬局で買うときも恥ずかしいと思いました。
また、人間ドックなどで、検便をするときにもでなくて困りました。

薬に頼ってばかりでは身体によくないと思い、食生活を改善しました。
食物繊維の多いものをなるべくとるように、意識をしました。
ゴボウ、大根などいろいろなものを試しましたが、特に効果があったのは玄米を食べることでした。
毎日の食事の白米を玄米に変えたら、お通じがかなりよくなりました。
また、食事の後は意識してゆっくりするように心がけました。
主食を食物繊維の多い玄米に変え、食後にゆっくりしていたら、いつの間にか毎朝、朝食後に便意が来るようになりました。
せかせかと忙しくしている日にはでないのですが、そういう日を除けば、ほぼ毎日出ます。
たまに白米も食べるのですが、玄米を食べた後の方がお通じが良くなるので、わたしの身体には玄米があっていると思います。

便秘が続くと、ついつい薬に頼りがちになると思います。
薬に頼り続けていると、だんだん薬を飲まないとちゃんと便がでないようにもなってきます。
お腹が痛くならないという薬もありますが、わたしは多少はお腹が痛くなりました。
そして、薬を飲んだ時の便意は急で、我慢ができず、いますぐトイレに行きたい、という状況にもなりました。
運動をする、規則正しい生活をする、食事を改善するなど、薬に頼らなくても便秘を解消する方法はあります。
どの方法が自分に合うのかは、試してみないとわからないのですが、１つずつでもなにかを試してみるといいとおもいます。
時間はかかるかもしれませんが、自分にあった便秘解消の方法が見つかると思います。