今まで特に便秘に悩んだことのなかった私が便秘になったのは子供を出産後の授乳期です。
妊娠中に突如なった痔もあったせいか、３日ぐらいでないのは当たり前で、出ても硬くて痛くてトイレに行くのも苦痛になりました。

女性で出産をしたことがある人なら経験したこともあると思います。
出産をして赤ちゃんへの授乳が始まると毎日何回も赤ちゃんのために母乳を出すので、母乳を出す＝水分を出すのです。
そうすると必然的にお母さんの体は水分不足になるんです。
そのため今まで通りの水分補給量では足りず、便の水分もなくなるために硬くで辛いものになります。
私の場合は出産が春だったので喉は渇くものの対して意識もせず、喉が渇いたら水分を取るぐらいにしていました。
そうしたら産後２週間ぐらいの時に便意をもよおしたのでトイレに行っていざ出そうとするも硬くてでない。
そして一生懸命力を入れても少しずつしかでず、一度トイレから出ようにも戻るものも戻らず、とにかく出すしかない状態になりました。
そこからは汗だくになりながらトイレの中で３０分ほど頑張りなんと出し切ったものの、無理に固くなった便をだしたのでお尻は痛くなり、妊娠中になってしまった痔からも出血し、トイレから出る頃にはフラフラになってその日から便意をもよおすと「またあの長時間の辛い思いをしないといけないのか」と思うと便を出すこと自体が恐怖に感じるようになりました。赤ちゃんがいる状態だったので３０分もトイレにこもるのにも赤ちゃんをほったらかしにする状態にもなり、とても不安でした。

それからは必死でインターネットで検索し、便秘に効く食べ物や運動などを調べました。
調べている時に授乳中は水分を通常よりもたくさん取らなければいけないということも知ったのです。
まずはとにかく水分をたくさん取ること。そうすることによって便が柔らかくなり、詰まりにくくく排便しやすい状態になるのです。
喉が渇いていなくてもとにかく意識してお茶をたくさん飲むようにする。授乳では一度に赤ちゃんが１００?２００ccは飲むので授乳後には最低でも２００cの水分は取るようにするように気をつけました。
あとはお腹の調子を整えることも考えてヨーグルトを毎日たべることにし、砂糖が入っていない無糖のヨーグルトにオリゴ糖のシロップをかけて甘さ足して食べやすくするのと同時にオリゴ糖の排便効果もプラスされるので一度に二つの効果が得られてよかったです。
産後すぐであったため激しい運動をすることができなかったので、とにかくこの２つを徹底的に実践し、あとはいつもより野菜を多めに取ることを心がけていたところ、１週間ぐらいで効果が現れ始めました。

手取り早く便秘薬を飲む方が多いと思いますが、少し気をつけた方がいいと思います。
知り合いにも便秘薬を使っている人がいるのですが、最初は１錠で排便が促されるようになるのですが、人間の体は耐性がついてきます。
なので１錠飲んだだけではでなくなり、さらに１錠追加して２錠飲むようになる。またしばらくすると効かなくなるのでさらに増やして飲むというのを繰り返して行くうちに市販薬の指定する錠数をはるかに超えた数を飲むようになっているそうです。そしてそこまできてしまうともう自然と便意をもよおして排便するということはほとんどなく、でもお腹が張ってきて苦しいから排便するために大量の薬を飲むという悪循環にはまっているそうです。なので薬を飲んで排便することは簡単でいいのですが、あくまでも補助的に使うということを前提に、できる限り自然と便意をもよおすように食べ物や運動をするなどして改善することをお勧めします。