18年前に4人目の娘を妊娠した時に、家庭環境がガラッと変わり、引っ越し、仕事と子育て、家事に追われる生活で、ストレスが溜まり少しづつ便が硬くなり始めいつのまにか1週間出ない事が当たり前になっていました。

様々な便秘解消法を試してきましたが、最終的には、精神面の健康からスタートしないと解決しないと考えました。
ストレスを溜めないのは分かっているしストレス解消法も自分なりにあります。でも、解消法は対処法であって解決法ではありません。では、どうするか？
まず、自分の思考の癖を観察しました。ネガテイブ思考で小さな事にもクヨクヨ考えてしまう。他人の目が気になり建前ばかり。そうなると、身体が緊張して硬くなり血流が悪くなって身体が冷える。冷えは、万病の元。そう考えて、少しづつポジティブ思考にシフトチェンジ。いきなりは無理でも意識し始めると少しづつ変わっていけました。それと平行して身体を温めました。手首足首と首とお腹を冷やさないようにしました。寒い時期は背中とお腹にホッカイロを貼り身体の中も温まるようにしました。そこそこシンドイ事をスタートしたので、逆に食べ物や運動は変えませんでした。一気にストレスを与えないように考えました。自分の心と身体に優しくする事に集中しました。1年する頃には、便が柔らかくなり排便の時の苦痛が無くなっていきました。それからゆっくりですが、便秘は解消していき 心身共に健康になりました。

便秘は、本当に辛いです。いつもお腹に異物がいるようなニゴニゴした感じが不快で憂鬱になり、それがストレスになり、便秘になりと負のスパイラルです。でも、本気で便秘から解放されたいと思うなら、本気で便秘に向き合う事です。便が詰まってるように、こころの詰まりを解消する必要があります。カロリー制限や運動でも一定の効果はあるかもしれませんが、一時的なものになりかねません。心＝精神を健康健全にしてから カロリー制限や運動をするのが、根本的な改善の条件です。私は、そう信じています。又、東洋医学の「気・血・水」の流れを滞らせない生活をする事も大切なポイントです。目に見えない身体の中の流れですが、確かに流れています。身体の状態をコントロールする役割もあります。色んな事をひっくるめて本気で向き合った人が便秘から解放されると信じています。
あきらめずに、へこたれずに、自分の大切な身体です。
まず、自分が愛しんであげましょう。