若い頃は毎日軟便でもあり、1日2回や3回の便通があったので「私にとって便秘は無縁！」と思っていました。 更年期が終わる頃、ウサギのコロコロ便しか出なくなりました。そして1日出ない日があると2日目にはお腹が痛くなってしまうのでした。 時々通っているマッサージの先生は「老化現象で腸の動きも悪くなってるね」と言ってました。

最初は「腸内フローラが大切？」と思い「酵素とケファ」のサプリを飲み始めました。1週間も経たないうちに以前の良いお通じが戻りました。 しかし半年後くらいに再度便秘になりました。サプリの量を増やしても変化なく、よく思い返してみるとサプリを飲み始めたころは、我家でおやつにクルミを食べていました。 「もしかして？」と思いクルミをまた毎日食べ始めたらサプリを飲まなくてもお通じが良くなりました。それでも何となく便通が良くない？と思ったときは、寝る前と朝食前に軽く腸を動かす運動をします。仰向けに寝てお尻にクッションを敷いて下腹部が持ち上がっている状態でひざを曲げて立たせ、恥骨の上の辺りからおへその上の辺りまで両手の指でお腹の中の腸を上に持ち上げるマッサージをしています。1分間持ち上げるマッサージをした後、恥骨からおへその下辺りまで、指で上下にトントン叩いてあげて1分間小腸を刺激して終わりです。

それぞれ人によって自分に合った便秘解消法があると思います。私は普段からお米よりもおかずが好きで野菜たっぷりな生活です。食物繊維も水溶性食物繊維も不溶性食物繊維もたくさん含まれています。それだけで便秘にならない人もいると思いますが、更年期による体の変化で便通が悪化した場合はクルミもお試しください。クルミはローストすると美味しくてポリフェノールも増えるようですが、他の栄養価が失われてしまいオメガ３は熱により酸化してしまいます。それでもクルミを食べないよりは食べたほうが便通には効きますが、より身体に良い食べ方としては、生でクルミの殻と皮を剥き水に2時間浸してから洗い流し冷蔵庫で保存して食べることをお勧めします。 運動は、腸をねじるイメージで腰を回したりする運動や、下がってきている腸を持ち上げてあげるイメージの運動、小腸を刺激する運動、いろいろな運動方法があります。自分が面倒だと思わずに毎日続けられると思える、自分に一番合う運動を見つけることが大切です。、