気がついたときには便秘でした。友達が「毎日出る」と言っていることを聞いて驚いたくらいです。小学校に入学した頃には、既に３〜４日は出ないことが普通でした。思春期になると１週間は排便がないことが当たり前になってしまいました。

高校時代の頃から、ありとあらゆる便秘解消方法を試しました。腹筋、ヨガ、ウォーキング、お腹のマッサージ。食事は食物繊維を多く含む食品や発酵食品、ビタミンCを多く取り、パンや麺類よりもお米をたくさん食べることを心がけました。しかし、私の場合は運動も食物繊維摂取も効果はありませんでした。特に食物繊維をたくさんとると、お腹がパンパンに膨れますが排便はなく、とても苦しくなってしまったことを覚えています。 その後漢方薬局で便秘薬を処方してもらうようになってからは毎日排便があるようになりました。お金はかかりますが、毎日排便がある生活になったことでストレスが減り、そのことがさらに良かったのではないかと思っています。

私の場合は「排便がないこと」がかえってストレスとなり、便秘に拍車をかけていたように思います。 私のように１週間排便がないタイプであれば便秘薬などで出すことが必要だと思いますが、そうではない、２〜３日に１回くらいの排便回数で、腹痛やガス溜まりなどがないのであれば、無理に便秘解消をする必要はないのではないかと思います。 私も当初は「便秘薬に頼ってはいけない」と思い込んでいましたが、ある程度の期間出ないのであれば、健康のために便秘薬などのお薬を使うことも全く問題ないと思います。長い便秘は怖い病気の元にもなります、自分なりの排便ペースを作り、便だけでなくストレスも溜めずに生活することが大切だと思っています。